山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ゴールデンに再会

数日前のこと、弐号機が「ボーナスも出たことだし、お寿司が食べたいな。なんでも奢っちゃるから食べに行こうぜ」と言い出しました。

「そうかい、何でも食べて良いのかい」と言うと、

「まっかせなさーい」(ドーン←胸を叩く音)

と言うので、「ではゴチになるぜ!」と出かけました。

 

まあ、なんやかんや、回るお寿司を食べまして。

すっかり夜も暗くなって家に帰る途中のこと。

家の手前2kmほどの地点で、暗闇の中、白っぽい四足歩行の獣が道を走っているのに気が付きました。

「やだ、何!?」

と目を凝らすと、犬。しかも先日、朝ラン中にワシとバトンを追いかけてきて吠えついた柴とゴールデンの二頭コンビの片割れ、ゴールデンの方でした(;´Д`)

「…また放し飼いにされてんのかいー!?」

と思わず口に出すワシ。

 

普段から放し飼いで飼っているわけではなさそう(先日、追いかけられた時が初遭遇だったので、全く見かけない犬だし、飼い主は近所の住人ではないようだ)なので。

おそらくはまた野山で放して遊ばせているうちに家に戻そうと呼んでも帰ってこなかったんじゃないですかね…

 

この前も放された犬二頭は、散歩中のワシとバトンに襲いかかろうとしたくせに、飽きずにまた飼い主がノーリードで放したと思しきこの状況…本当に飼い主は使えない男だな。屑だな。学んでないな。馬鹿なのかな。多分、そうだな。

 

誰も居ない野山と思って犬を放したんでしょうけど。

住んでいる人もいるし、ランや散歩を楽しむ人もいるし。

数日前にワシとバトンに襲いかかろうとしてたのに、その事をもう忘れちゃったのかしらね…

まあ、この季節。猟犬を野に放してそのまま家に帰っちゃうハンターとかもいる(言うことを聞かない猟犬は野山に捨てていくスタイル)から、その仲間なのかも。

 

「こんな暗闇でノーリードでウロウロしてたら車に轢き殺されるわよ(屈強なイノシシすら交通事故死するのに)」

と、見てるだけで助けないワシ(冷血)

下手に確保しようとして、ゴールデンに噛まれたらたまらんもん。

飼い主が愚かだと飼い犬は不幸この上ない。命すら落としかねない。

犬をつなぐリードは命綱なんやで…知らんかもしれんけど。