山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ロング・グッドバイ」と「ファイト・クラブ」

でも、正直な話、「ブラピ、かっこええなあ」と思いつつ映画見ている間中、
ワシの脳内では、「ごーまーりーさんー、ごぉーーーまぁりーーさんーー♪」の歌が流れてましたよね↓



思い起こせば、ブラピって出てきたとき(1992年「リバー・ランズ・スルー・イット」)から知ってるのに。
ちーっとも食指が動かない俳優さんで。
「まあ…きれいな顔はしてるけど、興味ないよね」って感じだったんですね。
むしろ、「ギルバート・グレイプ」で最初に見た、レオナルド・デ・カプリオの印象は鮮烈でしたよね。

ところがこの「ワンス・アポン・ア〜」ではデカプーはなんだか小太りな泣き虫ジャック・ニコルソン風味になってて、むしろ微笑ましかったですね。

あ。唯一、ブラピ登場作品で好きなのがあったわ。
ファイト・クラブ
これはもう大好き。
でもあの映画の中ではブラピはイケてる男というよりは、「男という記号」という感じで登場してて。
見ながらニヤニヤしちゃう内容でしたね。

でもこの「ワンス・アポン・ア〜」のヒッピーたちの犯行動機って、この「ファイト・クラブ」のテーマと似通っている気がしました。
「偽善に満ちたこの世界にテロで報復してやる」
とでも言うのか。
まあ、子供っぽい理屈で暴力でなにかを解決しようとすれば、それには相応の代償も払わなきゃね_と思うのですが。

だから、「ワンス・アポン・ア〜」と理解したいなら、是非とも「ロング・グッドバイ」と「ファイト・クラブ」は見てほしいなあと思う次第であります。