山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ネパールレストランでヒラリーの悪口大会

友人がギリシャから帰ってきたので、一緒にランチに出掛けました。
今回はワシのお勧めのネパールレストラン。
ここは紅茶も美味しいのよ。

留守中の猫たちの話やら。
ワシがweb上にアップした写真を、彼女がギリシャやトルコで見て笑ってた話やら、オババ二人の話は尽きないですな。

そんなおり。
フト、アメリカの大統領選の話になりました。

「そういえば●(彼女の夫 アメリカ人の学者)は誰を応援してたの?」と聞くと。
なんと、バーニー・サンダースをもともとは応援してたらしいのです。
「寄付も何回もいっぱいしてねえ」(´・ω・`)と友人ががっかりした顔で言うので笑ってしまう。

多分、アメリカ人にとって、自分が応援している候補に寄付金を送るというのはごく当たり前の行動なんでしょうね(日本人には今ひとつ、ピンときませんが)
赤い羽根募金にお金を入れるより、もっと切実で必要に迫られる感じなのではないかな?と想像します。

「バーニー、人気があったのに残念だったねえ。じゃあ、ヒラリーに候補が変わった後は、ヒラリーを応援してたの?」と聞くと、
「それが●はヒラリーをものすごく嫌ってて『あいつが逮捕されないのはおかしい。絶対あんなのを大統領にしてはいけない』と言い張ってトランプ支持に変わったのよ!」と笑いながら言う友人。
どんだけヒラリー嫌われているだw

でも、それ、ワシすごーくわかる気がするわ。

トランプは政治家としては素人だし、問題発言は多いし、なんか危ないやつに見えるけど。
でも偽善者で背景が真っ黒なヒラリーに比べたら「まだマシ」だもん。
(集会で黒人の少女に苦情を言われたヒラリーが薄笑いであきらかにバカにした感じで「あなたも大統領にでもなんにでもなれるわよ」と言い放った動画を見た時はゾッとしたわ彼女の人間性に)

メディアでは「トランプ支持者は白人の低所得層」とか言われているけど、普通にネットしているアメリカ人ならヒラリーの黒さは十分に知っているだろうから、「平均的なアメリカ人」だったら、実際は心の中で「正義は遂行されなければならない」と考えて、むしろトランプを応援するんじゃないかな?」とワシは想像してたのですが。

その予想がドンピシャで。
彼女の夫(つまりアメリカの知識層白人男性)はトランプ支持に鞍替えしてしまった。
低所得でも肉体労働者でもないのに。
メディアがあれだけヒラリーに下駄を履かせて評価バク上げ操作をしてたにもかかわらず、半分以上のアメリカ人はそれでもヒラリーにはついていかなかった。
ヒラリーが負けたのでワシと彼女の二人で大笑いでした。

アメリカにはまだ正義があるんだなあ」と感じさせられた出来事でしたよ。それと既存メディアの終焉もね。同時に感じました。

彼女の夫の●もあまりにもCNNの偏向報道がひどすぎて怒髪天になり、怒りに任せて速攻で「スカパーを解約した」そうです。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
確かに今回のこの大統領選は、「既存メディアVSネット」という面がありましたね。

既存メディアがトランプ下げの報道をすればするだけ、市民の意見を操作しようとすればするだけ。
ヒラリーの黒さが際立つというかw
それは、ヒラリーが負けた途端にヒラリーを支持してた人たちが発狂して火炎瓶投げたり暴動を起こしているのにもなんだか現れている気がします。

どこが愛と平和だよ。どこが思いやりと協調の世界だよ。偽善者だなあ。
民主的な選挙の投票結果を否定して暴力的な実力行使行動に走るとかどんだけ野蛮なんだよってことで。

あーヒラリーが大統領にならなくて良かった、本当に助かったわいφ(゚∀゚ )アヒャ



※写真は友人からのギリシャ土産。
オリーブと「バルサム」という香油?薬油?
調べたら聖書にも出てくる地中海沿岸で珍重されている松脂から精製されるエッセンスみたいです。ありがとうーヽ(=´▽`=)ノ