山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「スコットとリバース」スコット&リバース

今、通勤の友としてCD焼いて愛車に搭載しているので、繰り返し聞いているうちにこのアルバムの真実が見えてきた気がするので、忘れないうちに(大事)書いておきますね←更年期の物忘れでそりゃあもうヒドイことになっているワシの記憶力w

まず、書いておきたいことは。
非常に良質なROCKでありしかもPOPである」て事。
日本語の今現在の音楽シーンにも影響を与えそうな気がします。

非常に優れた歌詞、メロディ、アレンジ。
スコリバ(スコット&リバース)自身は、「日本の良質なPOPミュージックに影響を受けて作った」と発言していますが。
一度、世界レベルでの成功を収めた人の血肉を通して生まれた音楽は、とっても新鮮であります。

確かに、アメリカの普通のヒットチャートに並んでいる音楽とは明らかに趣が違う。
とても繊細で凝っているのに、普遍的でPOP。しかもガツンとくるし何より、歌詞がすごく( ・∀・)イイ!!

最初、英詩で書いて。
リバースの日本語の先生(日本人の男性しかもご老人らしい)に翻訳を願ったけど「難しい」と言われ。
愛妻(熊本県人)からも「無理」と言われ。

確かに、翻訳することと、その歌詞を日本語にしてメロディに載せるセンスは…普通の人では無理でしょう。
ソコに登場したのがスコットくんだった訳で。
日本語ロックに精通し日本語が超堪能な、しかもアメリカでも成功を収めているロックバンドのフロントマンなんて、奇跡の存在が居てくれてよかった!
二人のアメリカ人(しかもちゃんと成功している人)が日本に、日本語に夢中になって本気で日本語でアルバムを作る日が来るなんて。
いやー、長生きはするものですわ。

でも、このアルバムを通してワシが一番衝撃的だったのは、
このアルバムは愛の記録である
って部分ですよ。

このアルバムに収められた、リバースが自分の日本人の妻に向けて作った楽曲の数々。
彼女の心に届きたくて、一生懸命に自分の心から生まれたメロディを発して彼女の心にもっと触れたい!という情熱を感じましたねえ(*´ω`*)
言葉の壁を超えて愛しあい、その人生すらも変えたリバースの奥さん。
素敵な人なんでしょうねえ。
(リバースはもともと、アメリカのインテリ層にありがちなグリーンピースシンパ的な価値観を持ってて、日本に対して厳しい発言も行なっていた)

リバースが自分の妻に捧げたアルバムだった!__というのが結構衝撃でしたね。
しかも本気で、この日本人の妻にこの音楽を好きになって貰いたい!彼女を感動させたい!!という熱い気持ちが、ワシにも伝わりました。
ソコに一番びっくりしました。

このアルバム、どれも感動的な曲ばかりなんですけど。
実は白眉は「Butterfly」木村カエラのカバーなんですね(^_^;)

ワシ、この曲、勿論知ってますし(CMソングだったし)
PVもTVで見ましたし、生で歌っている様子もTVで見たし。
十分、どんな曲か?知っていたし。この歌を結婚式で歌う人が多いって情報も知っていたのに。

このスコット&リバースのカバー…(絶句)
ワシ、本気で大感動してしまって涙が滲みました
情熱と熱い愛の塊がぶつけられるような力強い愛の歌。
十分に歌詞もメロディも理解した上で、こんなアレンジで差し出されたら…感動するしかないでしょ!

こんな素晴らしいアルバムを。
結婚しても、子供を持っても。
本物の才能は削られることはなく、更に輝くのだと教えられました。
素晴らしいよ、本当に(だからさわおも頑張れ)←New!

※先日、熊本で行われた「くまモン誕生祭」に参加して、「くまモン体操」を本気で踊りきったスコット&リバース