山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ANTHIASのシルバーのリングとの出会い

うおおお、カウンターがグルグル回っている〜〜(◎_◎;)
皆さん、そんなにお好きですか?ジョージ・ジェンセン…いいものねー。大切に使えば何十年も飽きずに愛用できるし。
素材とデザインがいいので。イヤーペンダントあたりから始めて、好きなラインを買い集めるのも楽しいと思うですよ。
ティファニーと価格帯も近いですけど、ワシは個人的にはデザインはティファニーより好みです(もちろん、ティファニーも素敵ですが。ワシには今ひとつ似合わないw)

て事で今日は。
ちょっと趣向を変えて、ワシのジュエリーコレクション(なんてほどのものじゃないですが)から一つご紹介いたしましょうかね(*´ω`*)

ワシがジョージ・ジェンセンに憧れを抱いたのは20代なかばの頃だったのですが。
20代の終わり頃、友達にある女性を紹介されました。
その方は日本で生まれて小学校入学前にご両親の仕事でイタリアに渡り。
そのままミラノ大学を卒業してアーティスト活動をなさっている方でした。
丁度日本に帰ってこられてて。
「今度、個展をするから見に来てください」と言われ(ちょっと日本語が不自由)誘われるままに、
「ふーん、ちょっと見に行ってみようかな」
と軽い気持ちでギャラリーに出かけていって、ワシは衝撃を受けるわけです。

彼女は当時、イタリア人の女性アーティストとコンビを組んでて。
二人でミラノの下町でジュエリー工房を始めたところでした。
彼女がジュエリー制作を始めた経緯もふるってて。

父上のお使いでパリのフィリップ・スタルク(建築家・デザイナー アサヒビール本社ビルで有名)を訪ねた時に、自作の指輪を身に着けて(趣味で作ってた)いたら、フィリップ・スタルクから、
「それ凄くいいから仕事にしなさい」
と言われたらしいんですね。

彼女はミラノに帰り、親友の女性アーティスト(この人がイタリア人)と二人で始めたジュエリー工房の名前がANTHIAS(アンティアス=熱帯魚の名前 言葉の響きが気に入ったらしい)
その彼女の親友であり一緒に活動を始めたイタリア人女性アーティストは、実は超メジャーデザイナーの娘さん(ワシも大学で彼女の父上の作品に触れていた)でらっしゃいまして。
ワシは「ヒャーw(°O°)w歴史的な有名人のゆかりの人がこんな身近に…!!」と、大層ビックリしたものでした。

そしてそのギャラリーに出かけていって。
ワシは更なる衝撃を受けるわけですね。それがコレですわ↓


ANTHIASのイタリア人の方 モニカ・カスティリオーニさん作のリングです。
この素材感&存在感!この重量感(ソリッドな銀の塊でかなり重い←つまり「中空」にはなってないって事です)
大胆なデザイン。漲るイタリアンデザインのダイナミズム!
もはやコレは身に着ける彫刻!!
という感じでビックリしちゃったんですね。

速攻、買いましたわん(*´ω`*)(確かお値段は1万円前後)
このANTHIAS モダンでカッコイイ、シルバーのジュエリーを個性が異なる二人の女性アーティストが作るというコンセプトの不思議なコラボレート工房でして。
ワシはすっかり魅了されちゃったんですね。

それから数年間。
毎年、個展のたびにギャラリーに足を運んでは、1つずつ二人の作品を買い集めるという行動に出るようになったのです。
んー。要望があったらそれも順次、ココでご紹介します(要望がなかったらしないw)