山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

たぬきペンダントの素性

と、言うわけで。ネットが発達したおかげで、ヤフオクで誰も欲しがらないような変なものをワシが一人で入札して一人で落札しても、その由来が簡単に判明するようになりましたな。

とても良いことだと思います。

 

知ってる人は知ってますが、ワシは若い頃からミッドセンチュリーのデザインものが好きで。

家の椅子とかも全部そのあたりのヴィンテージもの、もしくは現行も作られ続けているもので揃えているのですが。

それは当然、装飾品にも及びます。

 

そもそもあまり装飾品を買わないんですけど、大昔に、ジョージ・ジェンセンのイヤーペンダントというシリーズがリリースされた最初の頃に、たまたま自分用に一つ買ったんですね(通販で)※イヤーペンダントのリリース開始は1988年~

 

それまでは「まあ、お高いものだし、ワシにはあまり関係ない」とか思ってたのに、イヤーペンダントをたまたま一つ買ってみたらビックリですよ。

圧倒的に品が良い。身につけていると自分にも品格が備わったように見えます(気の所為)

素性の悪いデザインものとは圧倒的に存在感が違ってて、「17000円でコレってすごくないか??」とこの時に初めて気がついたんですね(もちろん、ジョージ・ジェンセンは知ってましたけど、そこまで興味はなかった←そもそも基本、お高いものですし)

 

その後、たまたまの偶然でジョージ・ジェンセンムーンストーンがついたブローチが手元にやってきたこともあり、圧倒的なジョージ・ジェンセンのファンになったのでした。

 

んで、そんなワシですらたまに新しいジュエリーが欲しくなるんですね。

「そんなに高くなくて(つまり1万円程度で)ヴィンテージのペンダントとか出物がないかしらね」

とウロウロしてて見つけて落札したのが、年末にお披露目した「たぬきペンダント」であります↓

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「そう言えばこのたぬきペンダントの素性をよく調べてなかったな」

と、調べてみました↓

Georg Jensen pendant necklace #125 ~ Henning Koppelwww.samanthahowardvintage.ca

デザインからしてヘニング・コッペルだろうと当たりをつけてググったらビンゴ☆

1955年の作品でした。

そして驚いたことに海外では6万円前後で取引されているようですね(ワシは1万円程度で落札)

 

「え??となると、デヴィッド・アンデルセンのアレはどうなの??」

と更に調べたワシが目にしたものは…続くかもしれない(゚∀゚)