山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

サルコジさんの置き土産

・いいお天気ですね。
雲ひとつ無い、春のうららかな陽気ですが、放射能は降り注ぎます。
放射能シミュレーション最新版(ドイツ気象庁による)です↓
http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
このサイトの日本語訳ページ↓
http://www.witheyesclosed.net/post/4169481471/dwd0329

こんな情報統制がよく効いた国にインターネットがあってよかったですね。
コレが十数年前だったら、本当に情報を得る手段は限られてて、こんな海外の気象庁が出したデータなんか一般人はまず見るチャンスそのものが無かったはずなんですから。
インターネット万歳。

・日本の気象庁も外圧(サルコジさんに言い聞かされた模様)により(ーー;いやいやそうに?放射能シミュレーションを発表しましたが、これがなんともはや↓
http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/eer_list.html
…どうやら、本気で国民に知らせる気は「ゼロ」に近い模様です…
しかも英語表記って…海外に対して「やってますよ」というエクスキューズなだけじゃん…

おがくずやら新聞紙を突っ込んでいる場合じゃないです。
でも、ようやく「止水のプロ」が駆けつけてれたらしく、福島第一原発の汚染水を止めてくれたました。
ビバ、日本の土木工事技術。

・もはや、総力戦なのは国内のみにとどまらず、世界規模になってゆく気配であります。
「全力を尽くして福島と人類を救う」ジャック・アタリ氏↓
http://genpatsu.wordpress.com/2011/04/05/jacques-attali-slate/
とりあえず、汚染水を止めたのは良かったのですが…

その後の(おそらくは)溶融した燃料棒をどうやってこれから回収するのか?など。
その道筋は全く見えてきません。

将来的に、「閉じ込める」という事になるのでしょうが。
一体、それまでもどれほどの時間とお金と人命(それこそ生命を削る作業)を捧げなければならないのでしょうか?

こんな日がいつかは来るって予感してたはずなのにね(´・ω・`)
と、思ってたワシに朗報↓

炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後」大前研一
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110404/265766/?ST=business
コレを読むと少しは安心できませんか?(ワシはした)
なんとなく将来の道筋がかすかに見える気がしてきます。