山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「真理はあなたたちを自由にする」

紆余曲折の末、結局は、ドイツ製の特殊車両(プッツマイスター社製)は原発の放水作業に投入されたんですね!
夜のニュースで勇姿を見ましたよ(・∀・)
操作したのは、建設会社から特殊車両と一緒に派遣された専門のオペレーターに操作を習った東電の下請けの人らしいですが。

でも、一方では74式戦車は「現場で待機」しているそうで。
戦車の重みで埋設されているケーブル類が破損するおそれがあるとかで。
ところが、重量自体は化学消防車の方が重いという話もありーの。
「やっぱり、イデオロギーの問題として74式戦車はいらない子判定されたって事?」と思うワシ。
確か、74式戦車はキャタピラーにゴムを履かせることが出来るし戦車としては軽量級なので、投入されたって話もあるし…
「なんとかならないのか!?」とやきもきしますが、ワシは具体的には何も出来ない(T_T)
うーん、じれったい。

とか言ってたら、NHKの昼のニュースで実際の東京消防庁によるミッションの様子が放送されていましたね。
暗闇の中、計測器の警報が鳴り響いているのに、防護服の上に消防服を着こんだ隊員の皆さんがホースを繋ぐ様子が映し出されてました。
まさに決死の現場でした。
そして同じ昼の映像では、青空にすっくと伸びた特殊車両のアームが放水する様子も流れてましたよ!

放射能は眼にも見えない、何も感じることが出来ないので、動画を見ているだけではのんびりと訓練でもしているかのような印象を受けますが。
でも、こここそが放射能汚染の一番恐ろしい部分なんですよね。

毎日、日々刻々状況は油断ならず、ついにホウレンソウは出荷停止命令が出てしまいました。
水道水も「今すぐ人体に影響が出てない程度」に汚染され。
原発から40キロの土壌までもセシウム半減期30年)に汚染された。コレはもう風評でもなんでもない。
厳然たる事実です。
本当にこの日本に「ゾーン」ができちゃったんだなあ、と。
改めて思わずにはいられません。

しかも退去命令が出た20キロ圏内では、遺体の収容が間に合わず遺族自らが遺体を捜索しているなんて話を聞くと、もう…

そんな中。
ネッ友さんがこんなページを教えてくださいました。

<a href="http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/">卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)
</a>
感動のあまり滂沱の涙(T_T)