山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

自分用メモ

・ぼんやりと朝からフランスのF2による震災関連ニュースを見ていたら、衝撃のリポートが↓
「1号機は70%まで臨界状態にあった」

ん?ワシが知っているニュースは↓
「東電によると、15日午後3時半の時点で、1号機の燃料全体(燃料集合体)を構成する70%の本数の燃料棒、2号機では33%の本数の燃料棒が何らかの損傷をしたと推定されるという。」

と、言うもの…
燃料棒の損傷=臨界って事なのか?
それとも同時通訳の人が間違えた???

・かと思えば、
飯舘村(20日)雑草から1キログラム当たり254万ベクレルの放射性ヨウ素、265万ベクレルの放射性セシウム検出」
のニュース。
265万ベクレルとは、「チェルノブイリ以上」の数値らしい。
チェルノブイリ強制移住対象地域の6倍の汚染度との事。

飯舘村原発から40キロ圏内。
規制対象外ですらこの数値。
当然、汚染の度合いなんて風向きや雨の降り方で差が出てくるものだから40キロ圏内が一様に同じ程度汚染されているとも思えないけど。

「所により斑に飛び地状態で汚染がひどい地域がある」にしてもこの数値は。

・夕べ、3号機でケーブル附設工事をしていた下請けの作業員が高濃度の放射線にさらされて、足首から先をβ線やけどをしたというニュースを見た。
「え?長靴は??」
と驚くワシ。

3人中、2人が長靴ではなかったそうで、汚染された水に足を浸してしまい怪我を負ったらしい。
溜まってた水が高濃度の放射能汚染されてたって事は…上記の燃料棒損傷で水に溶けた放射性物質が3号機内にあったって事なのか?

水たまりの放射性物質を分析した結果「通常の原子炉の冷却水の1万倍の濃度を検出した」と発表__とニュースにはあるから。
「1万倍って」ともうどれくらいなのか想像もつかないワシ(頭弱)
でも「長靴を履いた方が良い」って事くらいはわかる。

・昨日フランスのF2を見ていたら、フランスの原発がある町の高校には「原発科」があって、作業の訓練とかやっているらしい。
そこで見た防護服は日本で見るものと全く違ってて(服と身体の間にエアーが注入されててパンパンに膨れているシルエット)
ちょっとSFっぽデザイン?で興味深かった。

「確か、フランスからも防護服の提供があったはずだよなあ」と思いつつ。
それでも長靴も履かずに現場に向かって負傷した作業員さんのことが心配で仕方ない。