山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

OOPARTS 全曲レビュー 1

まずは、最初の印象を。
実は最初プレビューでお試し聴きした時は、印象が悪かったですねー(スマン)
「おお、ついにピロウズもココで枯れたか!?」とイヤーンな予感がしました。
だってさー。
「Dance with God」なんて。なんか馬鹿みたいなフレーズがサビなのよ?
「うわ、カッコワルイ!!」が最初の印象。
そしてこのプレビューから次々繰り出される曲がなんかもう、「ん?よく判らない…」の連続で。

まあ、全曲聴いてみないことにはなんとも言えないけど。
でもすごーーく地味なアルバムになっている予感…
と、いきなり暗雲がたれ込めたワケですよ。

今までが「Wake up!Wake up!Wake up!」「PIED PIPER」と二作続いて、ヒト聴きでピロウズのROCKでPOPな部分がダイレクトに伝わるアルバムだったので、この展開は予想外でしたねー。

「どういう事だろう?MY FOOTみたいに新境地に行くのか?それともHAPPY BIVOUACみたいなオルタナ回帰になるのか??」
と新作を聴くのが怖いような少し不安な気分になりましたよ。

発売日に通販でCDが届いたら、ドキドキ(不安でw)しながら聴いてみます。
「あ。プレビューで聴くよりずーっと良い印象」(・∀・)
では、レビュー本編に参りましょう↓

・「Dance with God」
「お、コレはフロンティアーズ(2004年「GOOD DREAMS」収録・ピロウズのその後の路線を決定づけた大名曲)じゃないか」
ドンタタのドラムにリードされて、二本のリードギターがウネウネと絡み合ってグニャグニャのグルーヴを作り出します。
さわおのヴォーカルもちょいと大人。
「俺の目を見ろ」(プ)
スイマセン、つい、笑ってしまいました…いつもは「僕」のさわおが「俺」(プ)

あ??しかも、あんなに「イヤラシイね!」と思ったサビが。
開放感があっていいわあぁ??ヽ(´▽`)ノ
てか、ギター、ウルセエよw
無意味なギャワンギャワンを盛大に鳴らしてて。いやん、カッコイイ( ^ω^)
ウルセエのかカッコイイのか自分でも判然としませんが、いやん、好き♪
ギターソロもステキ。
46歳に思えない若々しい初々しいギターが聴こえます。

新しい燃料(新曲)を次々投入されて、そのたびに新しく生まれ変わるバンド、ピロウズの面目躍如。
アルバムをリードするに相応しい一曲目!