山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

About a Rock'n'Roll Band

そう言えば。まだピロウズの結成25周年記念シングルのレビューをまだ書いておりませんでした(「About a Rock'n'Roll Band」については書いてたけど…)
んー。まだ需要があるのかしら?
よくわかんないけど、書いておきますね( ' ω ' )ノ

01.アバウト・ア・ロックンロール・バンド

インタビューを読んだら、ほぼ、ワシの読みが当たってた()のであまりこれ以上書くことがないのですが…(^_^;)
なんと言うか。
一見、楽しげな軽い?ロックンロールなのに、歌詞がいいですね。
(あんまり歌詞を褒めると誰かさんが不機嫌になるけど敢えて褒めておきたいですね<何故上から目線)

世代間をつなぐもの。このロックを鳴らし続けるという意味。
そんな事を感じました。
しかもさわおはもしかしたら、もう「終わり」を見据えているのではないかしら?という予感もそこはかとなく感じます。
それはもちろん、「今のピロウズは末期だから」と自嘲気味に言っている事とリンクしているんでしょうけど。
自分の人生の起爆剤になった音楽との出会い。
そしてそれを生業にするという事。
いつかは終わる自分のキャリアでも、でも、沢山のバスターズと同じ時代を過ごし、同じ夜を過ごした。
その日々の輝きは誰にも消せないという思い。

「今夜もロックンロールの引力は万能で」からの下りは。
強烈な自負心と凛々しいまでの自尊心を感じて思わず涙がこぼれます。
ロックンロールの万能引力の法則w

それは多分、次の世代にも受け継がれて続いていくんだと。
初回特典のMVを見ていると、更にそのメッセージが胸に迫ってきて、思わず感動しますね。

02.パンプキン&アトロシティ

「もうピロウズオルタナはやらないんだ」という舌の根も乾かぬうちにこの所業。
バスターズ全員でヽ(・ω・)/ズコーとなる事、請け合いの一曲。

いや。カッコイイんですけどね。
多分、本当に、時代も国境も超える音楽はコレなんだと思うですよ。
「ヘイ!…ヘイ!」の掛け声がベン・クゥエーラーみたいでカッコイイ。
テキサス辺りのにーちゃんがオルタナにハマってカントリーぽい変なロックをやっているようなwそんな印象。
でもこの路線はもうやらないんだよね?と、言いつつ次のアルバムで大爆発の予感もあるような…w

03.スヌーザー

第二期再現ツアーの会場限定シングルだった「FUTURE」のカップリング曲である新曲、「アムネジアの日記」が素晴らしすぎて。
ちょっと霞む感じの地味な曲ですが…

ギターソロの音が好きです(*´∀`)「Ninny」とかあの感じ。

※全体的な印象として「ハッピーバースデー」のシングルのクォリティが高すぎて、やや全体的に地味な印象が拭えないシングルですね。
でも、アルバムの出来を期待させるには十分なシングルであります。
さあ、ピロウズ末期。ドコへ向かうのでしょうか?刮目せよ!