山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

MIKABO GO TO BODOKAN 5

この行列ではもしかしたら物販の時間が早く始まるかも知れないし?
という期待を持って、「最後尾」というプラカードを持ったお兄さんの処に三人で並びます。
「今の時間でコレって事はこの後、どーなっちゃうんだろうねえ?」
と言い合いながら喋っていたら、見る見る行列に人々が並び始めました。

「ちょ、コレマズイかも。とりあえず、友達に知らせるわ」
とワシ、沖縄バスターの8さまに取り急ぎメールを打ちます。
「武道館、物販の行列がトンでもない事になりつつあるから、早くオイデー!」
すると速攻返事が来て、
「今、ホテルにチェックインしたところです。急いで行きますー!」
との事。
でも背後を振り返って見ると、既に行列は門の外に連なっており、それでもまだまだどんどん続いているようです。
「エライこっちゃわ…」(??;
と呟きつつ、それでもひたすら、待ちます、石垣の前でw

行列に並んで待っていると、なんとコピバンコンテストの入賞者の皆さんが連れ立って登場。
アメリカ各地から皆さん連れだってこの武道館へいらっしゃったんですね。
どの子もワシは勝手に数年前から知っているので、こうやって本人を間近で見つめるという現実が、なんだか不思議な気がしました。
みんなとても嬉しそうで楽しそう。
「念願のピロウズを日本で見るという夢が叶って良かったね」
とおばちゃんは微笑ましくひっそりと見つめました(ストーカー?)

すると、次に優勝者のバンドの皆さんも登場。
思わず手を振るワシ<基本ミーハー
「旅行費用の補助は何人で日本に来ても、10万円ぽっちりしか出ないのに、よく全員でやって来たねえ」
と感心。

それでもワシらはまだまだ並びます。
人はどんどん増え続け、ついに武道館の敷地の外まで行列は続き始めました。
「コレはいくら何でも物販の開始時間を早めるやろう」
と三人で言い合いますが、それでも行列が前へ進む気配はありません。
「ワシらどーなっちゃうんだろうねえ?」
と言いつつも、とりあえず待つことしか出来ません。

それでもようやく行列が動き始めると、先が見えなくて、
「どれくらい先が物販のテントなんだろうね?」
と言いつつ、とりあえずの目標、「門の向こう側」に行けば何か判るかも?と一縷の望みを持って、このアウシュビッツ収容所もかくや!な行列に粛々として並び続けます。