「みんなロックで大人になった」<タイトル爆笑
無茶苦茶面白い??!!(叫)
原題は「SEVEN AGES OF ROCK」
ロックを7つの世代に分けて、その発生と発展、隆盛と衰退をBBCに収蔵されている膨大なアーカイヴスからの映像資料とともに非常にわかりやすく分析して描いた番組です。
しかも、コレが(´д⊂)<泣くな
<b>「ワシが大好きなバンドしか出てこない!!」</b>
ワシが大好きなバンドの登場率100%wこんな事態は前代未聞!w
普通、こういう歴史クロニクルものをやると(殊の外ロックミュージックの事になると)
「ワシが大嫌いなバンド」とか「興味ゼロのバンド」が出てきて、しかもそれに対して的外れな分析がなされていたりして、噴飯モノなんですが。
いやー、BBCは素晴らしい!
夕べは思わず何度も自分のアゴが両鎖骨の継ぎ目)にめり込むほど頷き続けて見てしまいました。
「ワシの趣味ってBBCスタンダードだったんだねw」
と夫に向かって宣言するワシ。
48歳にして初めて気がつきましたw
しかも、昨日の「アートロック」の特集!
ワシ、全部リアルタイムで知っている事(12歳のお誕生日に「ピンクフロイド・イン・ポンペイ」を見た!)なんで。
「そうそう!!」とBBC報道&分析の正しさに本当に感心しました。
どうかするとこの手の番組って、
「当時を覚えている奴があんまり居ないと思っていい加減な事言いやがって!ねつ造すんなー!!」
と思わずテレビに向かって怒髪天になる事が多いのですが<どんだけワシ、激高しやすい体質w(若い頃は「怒りのミカボ」と呼ばれるほど毎日怒り狂ってたけど)
もう、昨日の番組は「パーフェクト!」でしたねえ。
丁度一昨日、マーク・ボランの伝記映画「ラスト・ワーズ」(「遺言」って意味?)を見ていたら。
そこにもBBCのスタッフとかマスメディア関係の人、数名が出演してて当時の証言をしていたのですが。
「この人、知っている…」と言う人が何人もいて改めて驚きましたね。
ここで初めて気がついたのですが、ワシの血肉になっていたのは実はこんなモノだったんですね。
会ったこともない遠い国の見知らぬ人たち。
でも知らず知らずのうちに、その人が書いたモノやセレクトしたモノ、発言や評価、分析やものの見方をいつのまにか、ワシは自分のモノにして大人になっていたんですよ。