山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

パンクバンドとしてのピロウズ

「ピックアップを載せ替えるだけでも良かったはずなのに、なんでイチからオーダーするのかなあ?」
未だにその「宗旨替えの理由」が今ひとつ飲み込めず、困惑しているワシであります。
しかもなんでわざわざ「人にはなるべく気づかれない方法でヤッタ」のか?

____単に性格が悪いのか?orzイヤン

ただ、ここに一つヒントが↓
ココの日記の読者様からの情報w(もう、皆様の情報とご助力により、この日記&妄想は続いております。感謝&感謝)
なんでも、過日、山中さわおがラジオに出演した際、こんな話をしておったそうであります。

「高いギター使って演奏すれば良い音出るだろ!みたいなデビューしたてのバンドがやってる事を、今更ながらバンビでやった」

あ、ココで既にネタ晴らしをしてんじゃん。

今までピロウズというのは、楽器にはさほどこだわりがない。
いや、エフェクターとか、音作りには物凄いこだわりがありますが。
「値段にはこだわらない」あ、この言い方が一番しっくり来ますね。

「ギターの音は値段で決まるものじゃない。ギターの音は指次第だ!高いギターを無理して買うよりも、美味しいものを食べて、人生の経験を積んで恋愛をする。表現力を身につける。その方がよほどいい音が出る。それを若い人にも知って欲しい。安いギターでもここまで面白いことが出来るんだよって知って貰いたい」
___みたいな事を言ったり書いたりしているのを目にした事があります。
本人達もかなり自覚的にコレ(安ギター使用)をやっている気配があったのですが。

「そうか、あくまでも世間の流れに棹さすつもりなのね」

・今まで世間一般のプロミュージシャンが誰もやっていなかったような事を敢えて、ヤル。やり続ける。
「安い機材で良い音を出す」
「知恵と工夫とテクニックで良い音を生む」
↑反骨精神というか、「本来ロックってそんなモノじゃないだろう?」みたいなアンチテーゼの含みもあったと思う。
「高い機材」=「良い音」=「プロなら当然」=「これが当たり前」
みたいな図式への強烈な批判__だとワシは長年感じていた。

そして、今回は↓

・若いバンドがよく持つ「ロックって言うのはなー、高い楽器で良い音出して、演奏するのがプロっぽくていいんだよ!」
みたいな信奉(?)を敢えて(結成18年で)やってみた。

「でも誰も変わったことに気がついてないジャン?」
って事が言いたかったのだろうか?