山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

安心するワシ

ネットの海で落ち穂拾い(いつもの事)をやっていたら、偶然にも、面白い情報に行き当たりましたよ。

なんとこの、Moridaira社製MORRISブランドの日本国産エレキギター「Hurricane」は、元々輸出用の廉価モデルだったので日本国内には情報が殆ど無いのですが、海外サイトを検索してビックリ。

英米にはこのギターの熱烈なファンという人たちが、このギター発売から20年近くたっている(Moridaira社がエレキギター製造から撤退してからも10年くらい経っている)のに、まだ沢山居るんですね(もしかしたら、「単なる変わり者」ってダケな人たちなのかもしれませんが)

「へー?」と感心しつつ、海外のギターレビューサイト(こんなモノがあるんですよ、さすが、ギター大国アメリカ)を読んでいたら、絶賛絶賛絶賛の嵐!でして、思わず、「え?ワシ、もしかして凄いギターを買っちゃったの?」と胸がドキドキしてきて、妙な興奮状態に陥ってしまいましたよ(^^;

まあ多分、それぞれのオーナーさんたちの、「我がギターへのひいき目」「我がギター可愛さ」があるとしても、「細部はチャチで安っぽい」とか正直に書いてあるので、「音の良さ」に関しては、どうやら「周知の事実」のようでした。
人によっては「62年USフェンダーストラトに匹敵する音が出る」とまで書いている人が居て、ワシ、汗が出ましたね。

「ふむ!コレはもしかしたら、良い買い物だったのかも??」
と、思わず鼻の穴を広げるワシ。
でもよく考えてみたら、ワシは全くの初心者。
「ギターの音は指で決まる」と言われるのに、そんな万が一にも「62年のUSフェンダーストラトの音」が出るギターであったとしても、ワシの指が全然ダメですorz

「ハード(楽器)が良くても、ソフト(ワシ)がコレじゃあ・・・ねえ?」
思わず虚空に問いかけるワシ。

しかもオークション品。ひょっとしたらとんでもないハズレを掴まされるかもしれません。
いや、勿論、出品者の方は「このユーザーはとても優秀です」という評価を100%貰っている方なので、心配は無用なんでしょうけどね。

「でも送ってくる途中でなんか事故があるとか、受け取った後で、ワシが階段で取り落としてしまうとか」等々心配の種は尽きません。
「いや、でも、万が一、ダメな時には店長が居るじゃないか」
はいな、トラちゃんの元のオーナー。ギターリペアの職人さんという強い味方がワシには居たじゃないですか!