山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

In Rainbowsをダウンロードするワシ

ワシは考えた。
「新しいCDが欲しいが、eastern youthの新作はジャケットのイラストが怖すぎる。アレが家の中にあるかと思うとおちおち安眠できない」

※怖いから、心して見てね↓

http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B000WGUJKI/sr=1-1/qid=1199670765/ref=dp_image_text_0/249-6219893-5449964?ie=UTF8&n=561956&s=music&qid=1199670765&sr=1-1

「しかも具体的に金がない(今月車検)、困ったな。しかも月末にはCD&DVDセットの三枚組がやってきてしまう(シングル「Tokyo Bambi」Wake up!TourDVD「Wake up! Stand up! And Go!」NINE MILES新作「REVOLUTION IS MY NAME」)金がないのはいつものこととは言え、寂しいのぉ」

で、テレビなんか見てみる。
すると世間はRadiohead祭の真っ最中であった。

「うむ、Radioheadか。昔好きだったなー。Pablo Honeyとか、今でも愛聴盤だもんな。でも世間ではOK ComputerとかKID Aとかの方が評価が高いんだよね。新作はどんな感じよ?」
と、テレビを見やると、「Bodysnatchers」という曲のPVが流れていた。

「あれ?なんか、Pablo Honeyっぽい?ワシが好きなReadioheadが帰ってきた?」
Radioheadらしい、ロックっぽい曲。
一時期、あんなに冷たく透明な水の中に沈んでいくような「極北のロック」をやっていたのに。
「若返っちゃったなあ、でも、いいよー。コレこそがワシの好きなRadiohead!」

早速、iTuneでダウンロードして最新作アルバム「In Rainbows」を入手。

「アムニージアック」とか「ヘイル・トゥ・ザ・シーフ」とか。
好きだけど、聴いているとコッチの気持ちまで滅入ってしまって、
「もうこの世に希望なんか無い__死んじゃいたい」
という気持ちになっていたんだが<影響を受けやすい人

「やっぱりワシが生きていくためにはピロウズが必要だわ」
と、ピロウズばっかり聴く生活になって___早、何年?
4?5年??

ピロウズも10年前はRadioheadみたいな世界観で、「今にも死んじゃう」系だったんだが。
(他の人がドウ思っているのかは知らない。ワシがそう思っているだけ)
彼らは10年前に死地から生還した。
その暗闇を照らす希望の灯火を片手に高々と掲げながら。

そして、最新作「In Raibows」に於いて、Radioheadも死地から生還した(気がする)
ただただ美しい「音楽」のみがココにはある。
そして希望の灯火はピロウズと同じく、「虹」の形を取っている。

感動