山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Tokyo Bambi PVレビュー その1

しばらくレビューネタは書かないと思っていたのですが。案外早く巡ってきましたね(^^;

さて、諸君。昨日のリンク物件は見てくれたかな?
では、レビューへといざ。

・イントロです。
シンちゃん、バスタブに子供用ドラムセットと一緒に、「すっぽり」と収まっています。
「あ、やっぱりシンちゃんと言えば、バスタブだよね」(バスタブ磨きが好きらしい)
そして繰り出されるドラムのパターンは「Paper Triangle」を思い起こさせます。

・次の瞬間、ホーンの音がしてきます。
「あ?コレがスカパラ東京スカパラダイスオーケストラ)のホーンセクションが参加したって部分か___コレのドコがスカパラ!?」

ワシが最初にスカパラに出会ったのは、昔、大ファンだった「くじら」というバンドのバックとして。でした。
当時(1989年頃?)はスカをやっているバンド自体が本当に珍しかったし、しかもスカパラは、なかなか本格的なスカをやるバンドだったので、「元スカ(スペシャルズとかマッドネスとか)好き@ワシ」としては、「とても気になるバンド」でした。

その動く姿は「くじら」のPVで初めて見て、その後めでたく、メジャーデビューも決まり、メジャーデビュー前のインディーズ時代最後のステージは、わざわざ見に出かけたくらい、ワシ、スカパラの事、好きだったんですよ(実は)

なので、「ピロウズの新曲にスカパラのホーンセクションが参加」というニュースを聞いたときは、なんとも深い感慨に打たれてしまって。
「くじらとピロウズ、ワシの人生における二大フェイバリットバンドと競演した、ただ一つのバンドになっちゃった、スカパラ」とか思っていたのですがね。

聴いてビックリ。
「コレのドコがスカパラですか?」(笑)

すっかり、「スカパラ臭」が抜けて、「ピロウズの音」になっているんですよ。
もう、笑うしかないです。

「や、くじらの時はこうじゃなかった。あの時は、どこをどう取り出してみても、音はスカパラの音だった」(ワシの記憶に間違いがなければ)
コレは一体どういう事なのでしょう?

むしろ、この「Tokyo Bambi」でのホーンの音は、「Terminal Heaven's Rock」とかNINE MILESさんの一連の作品でのホーンの音に近いです。
つまり、「打ち込みなのに、唇の震える音まで入っているようなブリブリ言うホーンの音」ですよ。

「なんだ、そういう事か」
一人で納得しました。
明日に続く。