山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Tokyo Bambi PVレビュー その2

つまり、その、「なんだそういう事か」と、言うのはデスね。
以下、妄想↓

このホーンの音がコレだけ、「常日頃、真鍋代表(ブラスバンド経験者)が作っている打ち込みのホーンの音に似てる」というのは、多分、このホーンのスコアを書いたのが真鍋代表その人だからではないのか?
と、言うことです。
でもコレはワシの「当て推量」なので、違っていたら、ごめんなさいよっと。
この辺りのレコーディング秘話は、実際にリリースされた後でないとつまびらかにはされないでしょうから、コレが正解かどうか?ってのは「1月下旬までのお楽しみ♪」って事で、残念ながらお預けですね。

そして、このホーンの音は、同時にBECKの「Sex Laws」も思い起こさせます(実はワシ、この曲大好きで、カラオケでも歌ったことあるのよ?<激難しかったが)
コレがヒットした当時、BECKはワシの「最大お気に入り洋楽アーティスト」でした(過去形!?)
猫娘ズを夫に預けて、一人で来日公演にも出かけたくらいにね。

ただ、ココでワシが一つ不思議に思うことがあります。

「なんでわざわざスカパラを使ったのか?」という事ですよ。
だって、今まで「Terminal Heaven's Rock」とか。全部打ち込みだったじゃないですか?

なんで今更、外注して生のホーンセクションを入れるなんてさあ、まるで、第二期ピロウズみたいなコトするの??<あ

↑なんか自分でナニゲに書いて、実は物凄く急所を突いたような気がするんですけど、気のせいかしらぁ。

みなさん、よく思い出して下さい。
去年リリースされた「スケアクロウ」は、まさにワシの予想(妄想?)通りの「Please, Mr.Lostman」から十周年記念作品!!みたいな、センチメンタル路線といいますか、「号泣ロック路線」だったじゃないですか?

なんでそんな事をしたか判りますか?

それは、「ピロウズは常に自分の過去に決着をつけるバンドだから」ですよ!
そしてこの、BECKの「Sex Laws」を思わせるようなホーンセクションの音。
そう言えば、一時期、ピロウズはライヴでこの曲のカヴァーをやっていましたよね?

「常に過去に落とし前をつけて、そして次のステージに進む」
コレが、彼らの「いつものやり方」じゃありませんか?
つまりコレは、「ピロウズが完全に次のステージへと向かっている」=「既に第四期へと突入している」という事を意味しているのではないか?と、気がついちゃったのであります。