山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Tokyo Bambi PVレビュー その3

はっ!?
いかん、つい妄想が暴走してしまって、PVのレビューでは無くなっていますなorz
軌道修正します。すいません。

えーっと。全体の曲調を最初聴いたときの印象ではあの名曲「Beehive」がBECKの「Sex Laws」に乗っ取られた感じ。と、いうモノでした。
ピロウズのお得意の「レイドバックしながらもグルーヴ感が溢れ出る感じ」__なのがその印象の原因なのでしょうが。

ところがウチの夫は、「V6に提供した『シュガーナイトメア』に似てね?」と言います。
多分、作った時期が一緒くらいなのじゃないのかな?
あの曲も良い曲で大好きなんですが(曲の前半の清潔でノリノリな雰囲気に対しての、後半の快楽物質出まくりのエロエロっぷりがたまりませんね)
うーむ、確かに、アッチの曲より断然「Tokyo Bambi」の方がアレンジに力が入りまくりですな。

「似たような曲が二曲出来たので、一曲は人にあげた」
が、この話の真実なのかも(^^;

しかし、アレンジのことも含めて、曲のキャラクターの相似性という事で、ワシは「Beehive」説を推したいですね。
「Beehive」も人にあげた曲でしたよね(そう言えば)
「あの曲、やっぱり良い曲だったから、自分たちでもやろう」と言うことでレコーディングされたんじゃかったんでしたっけ?(当時そんなインタビューを読んだ気がする<手元に残ってない)

___あ。
やっぱりココでも「過去に決着をつけている」なぁ。

そして今回は、最初から、自分たちの曲としてこの「まったりレイドバックしながらも強烈なグルーヴに突き動かされる曲を新曲として発表した」って事か。
しかもそれに、「最上級の幸せそうな歌詞を乗せて」って事で。

ピロウズって__というか、山中さわお、変わったねえ。大人になったねえ。
「脇役の恋」を演じ続けた、10年前はあんなに精神的にどん底で、今にも死にそうだったのに。
今や、「君と幸せになるー!あぅいえーーっ!!」ですよ。
多分、「スケアクロウ」で自分自身の10年前の姿と向き合って、そしてその過去の自分と向き合うと言うことは、同時に今の自分と向き合う、長年連れ添ってくれたメンバーと向き合うという事を意味していたんでしょうね。

「誓いもなく信じ合えた」というこの18年間の重みを改めて思い知れば、「君を幸せにする!」「君と幸せになる!!」という言葉が出てくるのは「ごく自然なこと」だと思えますよ。

____また脱線した_| ̄|〇