山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

その表現のルーツはドコ?

「その表現のルーツは、実は例の『つよがり』のカヴァーに始まったのではないか?」という仮説。
の話の続き行きます。

去年のZeppツアーで聴いた時は、全くの「初耳」状態だったので(原曲も知らない&聴いた事もナイ)、
「ぼくのソ・ヴァ??においでぇ??」って絶対にピロウズじゃ使わない言い回しだよなあ__位の印象だったのですが。
ピロウズの歌詞世界だと、「僕の傍にオイデよ」なんてそんな「上から目線」は絶対にアリエナス)

シングル「スケアクロウ」のカップリングとしてこの曲がCD化されて、改めて聴いた時に、
「おお、ギターソロが素晴らしいな」と気がついたんですよ。
本当に歌詞を深く理解した上でのソロで。
「うーむ、やっぱり(楽曲への理解力が)恐ろし(く深)い人だな」と感心しましたね。
それと、アレンジ全体が(も)素晴らしくて。
メロトロン(甦れ!プログレッシャー!!)が出す震えるような、フラフラよれまくっているフルートの音とか。
「ふむふむ、やっぱり大したもんだなー」くらいの認識だったのですが。

そこで、先日の生中継ですよ。

あの時も「つよがり」を演奏していたのですが。
その演奏中に、ギターソロ部分で、弦の変な部分を弾いているのに気がついたんですね。
「あ、このヨレたようなウワウワ言っているような音はこんな所を弾いて音を出していたのか。奏法を変えたのかな?」と思ってました。

すると、この生中継を実際に見に出かけてたネッ友さんがワシのブログにレスを下さいまして。
この奏法部分にちゃんと言及なさったのです。

戴いたレスをちょいと一部分、引用しますね↓

私的に今回の真鍋代表のハイライトは、「つよがり」のギターソロの右手の動きですね。
さわおの曲じゃないから、ギターもシンプルで暇そうだなー」と思って見てたんですが(そのわり音は厚い)、ソロに入ったら右手で微妙に弦をはじく位置を変えながら演奏してるんですね。
そうすることで弦の震え方が変わるので、やや違った音が出るんですが(ネックに近い位置ではじいたほうが多少ボンヤリとした音になる)、それをうまく利用してお得意のストローク系のソロに最大限に味付けしているわけです。
ちょっと専門的に言うと、ワウペダル踏んでるような音を自力で出すみたいな??

油断してるとすぐストレートがとんでくる、恐ろしいバンドです、ピロウズはw

_____引用終わり