山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

分け入っても分け入ってもピロウズ

さて、皆さんはご存知であろうが、ワシは只今、「ピロウズ第二期」の発掘作業中であります。
やっとね、先日、「KOOL SPICE」(1994年)を購入したですよ。
ビンボーだからね、そんな一遍に買えないの。
もうこの「発掘作業」も既に何年がかりでしょうか?
「GOOD DREAMS」を買ってからだから__もう三年目ですね_| ̄|○

ワシ、最初は第二期の音そのものに対する違和感が大きくて、「第二期のピロウズのCDは悪いけど、買わない気がする」とか思っていたんですが。
その後、気が変わりまして(アッサリ)

YouTubeで「Day Dream Wonder」を聴いたのがキッカケですね。
(ホント、YouTubeにはお世話になりっぱなしで。コレのおかげでどれだけ新しい音楽に映像に簡単に触れられるようになった事か!そもそもCDしか聴いてなかったピロウズのライヴに「出かけよう!」と決心したのも、YouTubeで彼らのライブ映像を見たからだった)

丁度タワレコのポイントも溜まっていたんで、「まあ、試しに」とナニゲに、第二期ピロウズの名作と呼び声の高い「LIVING FIELD」(1995年)を買ったっていうか、溜まったポイントをCDに交換した。んですね。

そしたらさぁ、すっごい良いアルバムでねえ(半笑)>「LIVING FIELD」
今のピロウズとは全然違うんですが、すっごくイイ作品で。

まず、ギターがキラキラ☆ってしてますね。
ワシ、ジャズは詳しくないんですが、ジャンゴ・ラインハルトとか、ジャコ・パストリアス(は、ベースか?)ってこんな感じじゃないっすか?
違っていたらごめんなさいよっと。
ヴォーカルも下手で(すまん)ちょっとアレですが、キモカワイイ感じで、「テトラポット・メロンティー」って感じで。
まあ、味わいが?あるような??<無理している?
歌詞は、まあ、あ??。ワシには「他人事」であんまり心には響きませんが。まあ、お好きな方にはお好きな世界かな?と。
今の山中さわおみたいに、人の心の奥底に「ぐーーーー」と迫って直接触れてくるような、そんな迫力はないですが。
楽曲がひたすらよく出来ていて、「出来が良いなあ」と素直に感心できます。
全体の完成度は異様に高いです。

最初はピンと来なかったんですがね。
良いヘッドフォン(ドイツ製)で聴いたらもう目から鱗がボーロボロ!!
「うわ、コレ、すげえ!!」思わずのけぞったのでした。
(続く)