山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

眼力の問題?

どうもみなさん、おはようございます。
20年近く前に鹿島達也と菅野よう子をバックに従えて、一瞬歌った路傍の専業主婦です。
いや、当時は彼らだってデビュー前なわけだし、世間一般に照らして考えてみたって鹿島達也とか菅野よう子とか全く無名の新人だったのですから。
…まさか、その後、こんなビッグーネームになるなんてねえ。

まさに「人生は思いがけない事の連続」(ワシの格言)ですね。
もし、19年前のあの瞬間のワシに向かって今のワシが助言できる事があるとしたら、
「せっかくのチャンスなんだから思いっきり歌っとけ!」ですね。

その時は、「え?ええ???どうしよう。ハズカシイよ?。困ったよ??」(思わず及び腰)だったワケですが、
「いや、ココで盛り上がっているライブを台無しにしてはイケナイ」と次の瞬間に思いまして、結構ちゃんと歌ったんですよ?てつさんと一つのハンドマイク挟んで(爆笑)

でも多分、コレって、アメリカ人に向かっても自慢できる(菅野よう子も鹿島達也もアメリカで人気がある)モノだな♪<一体ドコで自慢するつもりなんだか。

で、当時のライブ後の感想は、「面白いし実力があるバンドですね。ライブが良いから、地道に人気が出るかも。バカ売れはしないかもしれませんが。でも、ワシは好きです」でした。
プロモーターの方も「良いライブだったね!」と大喜びでしたし、その後CDが出たら、ワシもちゃんとお金出してCDを買いましたとも!
我が家のCDラックを漁れば、多分、まだあるはずです>「てつ100%」のデビューCD

でも「てつ100%」ってその後、世間的には売れたんでしょうか…?ちょっと不安になってきました。
実はライブも「それっきり」でして、テレビで見かける事も無かったし、ラジオでも聴いた事が無いし、「私、『てつ100%』のファンなの!」って人にも出会った事がナッシング…です。
ネット上で探してみたら、ボーカルのてつ(杉原徹)さんは現在、音楽活動は勿論の事、ラジオのパーソナリティとかもなさってて健在のようです。

とまあ、DVDで見かけた10年前の鹿島達也を見ながらこんな事を思ったのでした。
この流れが速いミュージックシーンで、ちゃんとひとかどのミュージシャンとして生き残っている人材を輩出した「てつ100%」ってやっぱり「大したバンド」だったんですね。
ワシの眼力も大したものです<違