山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

DELICIOUS BUMP TOUR IN USA その2

まだまだ語り足りん。
もっと、ワシに語らせてくれ。
んで昨日の続き↓

この「DELICIOUS BUMP TOUR IN USA」のオマケ映像が結構オモシロイ。
コレはピロウズがシカゴの「アニメセントラル」(Anime Central)http://www.acen.org/
というアメリカ最大規模の「アニメ祭り」(?)に招待された時の映像である。
なんせVIP待遇(アメリカのアニオタ間では彼らは「神」だから)で、会場までの移動は大型(しかも白い!ドラッグディーラーの大物が乗っているようなアレな)リムジンだし(日本じゃ絶対にアリエナイ)車にはシャンパンも乗っているし(日本じゃry)
イベント会場に着くと、そこは、「まさに魑魅魍魎の世界」!!

プラグスーツ着たシンジくんは居るし(白人だけど)、最遊記(?)のキャラは居るし、ウサ耳装着女は居るし(全員アメリカ人です念のため)
「こ、コレは何のコスプレなの!?」と日本のソレとはかなり違うその雰囲気に(日本のレイヤーさんは上手だね)圧倒というか……
……呆れる?<失礼

でもね、そんな場所でも死に物狂いで演奏しているのよ(泣)
そこにかなり感動した。
カメラはたった2台。
音はサイアク。観客には変な格好の人も混じっているし(コスプレは一部だけど<大多数は普通のアメリカ人青少年)
でも一生懸命。

2月にワシらが山中氏の生出演番組を見に行った時も彼自らが語っていたけれど、やはり「そんな最悪の環境でも死に物狂いでやらないと、もう来年は無い。アメリカでのライブになんか呼んでもらえない」というのが骨身に染みて感じられたらしい。
日本ではキャリアもあって、ちゃんと毎年ツアーも出来てて、CDもそこそこ売れてて、「80%がた仕上がっていれば、それでOK。ライブはやっちゃえば何とかなるはず」みたいなヌルイ感じがあって、その環境に甘えていたなあと猛省したらしい。

ま、ソレが結果、日本でのツアーにも「もうこれ以上の力は出し切れない」というぎりぎりまでの全力投入に繋がって、今年のツアーでは各地で感動的なステージアクトを成し遂げる事に繋がった(そして事務所の社長も思わず感動して給料を上げてくれたし。おかげで浮世絵のコレクションも増やせる)んだから。

ロックというのはアレだな。
一生懸命信じている事を、やり遂げる。やり抜く。バカみたいでもとりあえず、必死で続ける。続け続ける(?)って事だなあ。とシミジミ思う「ロックの日」であった。