山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

懇願するワシ

さて連休二日目。
どうも休みが二日続いてしまうと、どうにもこうにも「引きこもり主婦」の血が騒いで、「あーもう、明日からパートなんて出たくねえ」「家で一日中引きこもっていたいー」という気分になってしまうのだ。
「家でジーとしているのが基本的にスキ」なんですわワシ。
基本、家に居て、映画見たり本読んだり、音楽聞いたりネットしたりして、タマに買い物に出かけてボイスと一緒に外をフラフラ歩き、庭いじりでもしてたらそれで人生大満足なのよねー。
向上心が無いというか、欲が無いというか(だからビンボーなんだろうけど。と、言うか、そもそも「永久不滅に右上がりの成長を続けるもの」を信じてないフシがあるものなあ)

「外の世界は凄い雪だねえ」と言いつつマラソンの中継やら女子駅伝の中継やらを見て過ごす。
本当は近場の温泉にでも行きたかったが、多分、ウチから一歩外の世界へ出たらそこは豪雪地帯だ。
その根拠として、先日朝から雪が降った時の事、自宅を出てノロノロと愛車フィフィを運転してパート先に出かけたら、家から海岸沿いを走って、漁村を抜けるまでは雪なんか全然積もっていなかったのに、ちょっと県道に入って、パート先のスーパーに至る道に入ったその途端、辺り一面は「ウォーキンインナ・ウィンタワンダラ??ン♪」だったぞ!!
数センチ積雪してて、チェーンを装着してないワシは、ものすごーーく怖かったんだぞ!

だから今日も、ちょっと油断して、「さ、近場の温泉に日帰り入浴にでも行くかの」とか言って車に乗って家を出たら、ちょっと山道に入ったその瞬間から、ユキダルマが大行進。雪女やイエティが大騒ぎしている豪雪地帯が待っているんだと思う!絶対!!
だから今日は「引きこもり主婦の日」なの!!!

とか何とかへ理屈こねて、「引きこもりの理由」を探すワシであった。
しかし、夕方になり、半日かけて薪割していたダンナが突然、「欲しいものがあるから出かける」とか言い出す。
丁度本屋に行きたかったので、「じゃあ出かけるか」と一家で外出。

するとダンナはどうやら煉瓦を積んでワシに何か作ってくれるらしいという事が判明。
「今、冬の季節に庭にそんなモノ作ってもらっても困りますから!クリスマスプレゼントなら他のものにしてください」と懇願する。