山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

ねえねえシネスケ本家って本当に逝ってオシマイになったの?
とココで書いてても仕方ないのだが、母さん、ワタシが書いたコメント群は、何処へ行ってしまったんでせうね。
ま、逝ってしまったものは仕方がない。それがネットの運命でもある<割り切りが早過ぎる。

土曜日は死ぬほど暑かった(福岡地方33℃超の真夏日)が花火大会にはちょうどヨカッタのではないか?
例年、この10月1日には近所の漁港で花火大会が行われるのだが、今まではなんだか肌寒くて出かけた事が無かった。
しかし、今年は丁度、ワシとコオニタンだけがアイスクリームを食べに出かけて、ダンナと長女がかわいそうだったので夕飯前に「出かけてきたら?」と勧めたら、結局コオニタンも「一緒に行くー」と言い出して、ワシは留守番。
ダンナと娘二人は出かけたついでに帰り道、花火大会も見物して帰ってきた。

ワシは一人で「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000DKKVB/250-4676705-3261836を一人で見ては、一人で号泣していた訳であるが(^^;

何度見てもこの映画は泣ける。
時代考証の確かさ、抑制の効いた脚本、実は黒澤明よりスゴイ才能の持ち主(と、ワシが決めた)原恵一!世界に誇れる日本の至宝=原恵一監督!!
今回も新しい泣きのポイントが出てきて楽しかった(泣いてて「楽しい♪」と思う、この中年女心)

・又兵衛が車の後を馬でついてきて、最後にはおいて行かれる場面。それを振り返り見つめる姫の表情。
二人が決して結ばれる事の無い運命である事を悟っているかのようなその、廉姫の表情。
・夜、木蓮(?)の花が音もなくウテナの部分からもげて、闇の中に白い花を次々に落としてゆくシーン。
戦で沢山の命が失われる事を予感させるシーン。その運命を受け入れる覚悟を既に姫が持っていると確信させるシーン。

改めて見直して、「やはり廉姫は巫女だったんだなあ」との感慨を深くした。
タイプスリップも又兵衛に残された(猶予?の)日々も全ては「妹(いも)の力」かあ…と思うとまた新たに涙も湧いてくる(^^;
一人でクスンクスン泣きながら見ていたら、「花火大会綺麗だったー!」とダンナ+娘二人が「ドドド」と帰ってきて、遅い夕飯となったのだが、結局、ご飯食べながらそのまま「アッパレ!戦国?」を最後まで見てしまい、ご飯食べながらボロボロ泣く(コオニタン除く親子三人で)