山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

明るくなったゾンビホテル

新入学用品のチェックをしながら名前書きとかをコツコツやっているのだが、ココで「上靴と体育館シューズのサイズが大きすぎた」のが判明。
コオニタンに履かせてみたら、パカパカしているし。
「もう一回り小さいサイズを買っておくか」と腰を上げて、隣県のディカウントストアまで出かける。

海岸線を通ってフィフィ走る。
こちら側に来るのは地震以来初めてなので、「どーれ、この辺りの地震の被害は?」と言いながらキョロキョロ見渡して運転。
するってえと、なんとまあ、海岸線沿いの被害って殆どナイのね。
なんだよ、ウチの町内がイチバン被害が大きいのかよorz

海はさすがにまだ濁っていたが。
この海岸線沿いの海は、それはそれは美しくて、透明性が高くて、波打ち際から沖合いまでダーーーと底が透けて見えるくらい。
怖いくらいに透明で、いつもはウットリしながらドライブを楽しむのだが、今日は波打ち際が茶色に濁ってる。
沖合いはコバルトブルーに輝いているが、とても海の底が陸上から見えるとかいう状態じゃない。
海底も激しくシェイクされたようだ。

そう言えば、「井戸水が濁って困る」とのインタビューをニュースで見たんだった。
ウチも濁っていたけど、濁りは一時間ほど水を出しっ放しにしていたら収まった。
岩盤の下の水と、岩盤の上の水では、濁り具合もその収まり具合にも差が出ているんだなと感じた。

海岸沿いに立つ通称「ゾンビホテル」(所有権を巡り、この40年間争われている廃屋となったリゾートホテル)はどうなっているのか?と前を通りかかった時に徐行して覗いて見たら、元の展望浴場だった半円形のせり出した二階部分の天井が(地震のせいで?)盛大に抜け落ちて、中にはサンサンと陽光が降り注いでいた。

「すっかり明るくなっちゃって、全然ゾンビホテルな感じが無くなったね!」と長女がビックリして言う(^^;
「こんなに明るいとゾンビ、住めないね」とコオニタン、言う。
(実際、ゾンビは住んでナイんですけど)

ディスカウントストアに着いて、上靴の売り場に行ったら、天井が盛大に抜けていたorz
「この店ヤバイかも」とそそくさと上靴だけ買って次へ移動。

次の店で、コオニタンの入学式用の黒革メリージェーン(ストラップつきシューズ)と白い綿シャツ、リボンタイ(赤)を購入。
全部で6千円。
コレにオネエチャンのお下がりのフランス製の濃紺のジャンパースカートを合わせる予定。