山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

まだまだ余震は続く

今回の地震で一番多かったのは、「食器が雪崩ってきた」という話しだった。
我が家は幸いにしてその被害は全く無かったのだが、思うに、「(我が家の)食器棚の建て付けが悪いのが幸いした」ようだ(--;
我が家は台所隣の納戸に、高さが180センチ、奥行き30センチの両開き食器棚を二台入れてあるのだが、コレが古い。
普段は使わない大皿や湯飲み、小鉢、コップなどが入れてある。
20年位前に買った食器棚で、その両開きの扉についているキャスターの滑りが悪いのだ(爆)
開けようとすると、ちょっと引っ掛かりながら「ギ、ギ」と開くのだが、コレが幸いしたらしい。

地震の揺れでこの建て付けの悪い扉が開く事もなく、オカゲで中の食器も無事だった。

普段使いの食器は背面のカウンターの上、台所の壁面に直接取り付けられている両開きの吊り戸棚(奥行き30センチ)に入れてあるが、これも無事だった。
地震の揺れで扉も開かず、中の食器は全部無事。
多分、コチラは「壁に直接取り付けてある」というのが良かったのだろう。

あと、今回の地震で一番、「へー」と思ったのは、「その瞬間お風呂に入っていた人が結構居た」と言う事実。
ワシが友人間に直接聞いた中で3人も居た。
「休日の午前中に朝風呂に入っている人は結構居る」らしい(^^;

あと、全裸で寝ていた人が一人(友人の夫君。普段の習慣らしい)
慌ててそのままの姿で家の外に飛び出し、友人のご主人は全裸でしばらく家の前の道に立っていたらしいorz
「裸で寝るものじゃないわね」と思わず言うワシ。
それにしても食器は全滅でも、友人一同、ご家族も含めて皆さんケガも無く、無事だったのは有り難かった。

しかし、地震直後には連絡が取れたのに、その後、連絡が取れない友人が一人。
やっと連絡が取れたと思ったら、「避難所に避難していた」のだった。
「え?なんで??」と聞くと、「夜が怖くて親子三人町の福祉施設の会議室に寝泊まりしているの」との事。ひー。
町内の避難所は地域によって避難している人が多く、「避難所に行ったら、ウチの近所の知った顔の人ばっかりだった」と彼女、言う。
やはり、海岸に近い地域は揺れも酷いのか?
(ウチが海岸まで2キロ無いくらい。彼女宅は海岸まで1キロちょっと)

夕方デカイ余震が来た(震度4)
丁度長女が帰ってきた瞬間で、「ギャー!」と長女の悲鳴が響き渡った。