山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

梅雨の終わりはいつも大雨

土曜日から降り続いている大雨が午後になってやっとやみました。
本当なら午前中休講になってたんですけど。
弁当は作っちゃったし、大学に行けばメンバーは揃っている(^^;模様なので、無理矢理長女子を大学に送りましたよ。
そしたら午後は通常講義ですって。
無理して大学に連れて行った甲斐がありましたw

朝、早い時間のうちは連絡網が回ってきて、
「通学路が水没しています。おうちの方が学校まで送ってください」
と言われたので次女子なんか、おっかなびっくりしながら夫の車で送ってもらっていたのに。
長女子を大学に送る頃はもう水も引き始めてて、道路が冠水という事はなくなっておりました。

それでも、以前地震の時に崩れた崖はこの雨で更に崩れていたし、みかんの集荷場裏の石垣は崩れて赤土混じりの水がどうどうと音を立てて流れてました。
長女子を送った後、買い物に出かけてみれば安売り店はいつもどおりの大賑わいで。
「…避難勧告出ているんと違うんかい!?」(自分だって買い物に来ているのに)
水が溢れても、崖が崩れても、食べることは大切って事です。

なーんて書いてたら、次女子が帰ってきちゃいました!(実況)
集中豪雨のため、4時限で終わって給食食べたら即、集団下校だったそうです。
まあ、なんかあってからじゃ手遅れですからね。
「朝はねー、川沿いの遊歩道(通学路)がタポタポだったよー」と次女子。
お母さんもさっき、買い物から帰る途中、大海原になった田んぼを見てきたよー。
朝の雨量は「1時間に85ミリ」だったそうで。
道理で朝からバケツをひっくり返したみたいな雨のはずです。

それでも、一番酷い時(博多駅が水没して付近の地下レストランで働いている人に溺死者が出た時)よりは今回はまだマシでした。
あのときは確か、1時間に100ミリ近い雨が降った筈です。

今、一番怖いのは深層崩壊(=大量の雨が地下にしみこみ、山の斜面が深い場所から崩れる事・表土のみならず、深い岩盤ごと崩れ落ちる事)かな?
ついこの前、テレビで見たばっかりなので、記憶が生々しいんですが。
ありゃ、全く他人事じゃないですよ。
山の中に住んでいる身の上としては。