山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

番犬ボイス?ヤル時はヤルぜ!編

早朝、寒くて目が覚める。
寝室の窓を開けて寝ていて寒い季節になったらしい。夏は終わったのか?
ゴソゴソとせちたろーが眠り込んで被っている綿毛布を半分奪う。
空気が冷たくてヒヤヒヤする。

せちたろー、本日ポスター書き。
宿題なので書かねばならないが、テーマは「明るい選挙」
そもそも投票がドンナモノかも知らないのに、書けるのか?と思っていたら、案の定、「ねえねえ投票所ってどんなところ?」と質問してきた。
ので「何故、『明るい選挙』とわざわざ呼びかけねばならないのか?」「投票所の受付と投票用紙の書き方」「具体的な投票の手順」「投票所内の様子」を説明する。
「ふんふん」と言いつつ彼女が書いたポスターは、「投票箱に投票用紙を差し込んでいる」絵柄であった。
まあ、イイケド。

ダンナが忙しいのでボイスの散歩にワシが行く。
風が爽やかで、ガシガシ歩いても軽く汗をかく程度。
「気候がイイと散歩もラクだなー」(<当然)
真夏のように、ちょっと歩いて汗みどろと言うのとは全然違う。
ボイスも快調に歩く。

ダンナは実家から貰ってきた株主優待券で、お昼に牛丼を食べてきたらしい。
「あぁ、ヨシギューでタダで飯が食えるのってナンダカ贅沢!」と単純に喜んでいる。
キミは幸せ者であるなあ。

夜は親子三人(ワシ+娘ズ)で『スティーブン・キングのシャイニング』第二回を見る。
第一回を見て、その原作のテイストの忠実な再現に感嘆したので、今日も見ている。
娘ズにしがみつかれながらの鑑賞。
ダメ男が自信の心の弱さから幽霊につけ込まれ、蝕まれていくサマがよく出来ている。
映画版(キューブリック監督作)より出来が良い。

11時半頃、テレビを見終わって、寝ようとしたら玄関で男の声がしてドキ!っとした。
見ると、全然知らないオジサンが玄関を開けて入ってこようとしていたので、ボイスが威嚇したらしい。
事務所からダンナが「どなたですか?」と、出てくる。

二軒隣の爺さんの家に来た客人らしいが、酔っぱらいなので話が要領を得ず、「噛まれたバイ」とか言っている。
「深夜ひとんちの玄関を開けて入ってこようとすれば噛まれるのは当然ですよ!」とダンナが怒っている。
確かにこの辺は、オトナも子供も割と平気で(黙って)他人の家に上がりこむ。
幸いにもボイスの「軽い威嚇の噛み」だったので傷はナシ。
「黙って入って来てソレくらいで済んでヨカッタですね」と言って別れる。