山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイちゃんモデルデビュー・2

↓その様子を見て「あ、大人しいんだね」と、カメラマン(今更・・・)
するとこのスタジオのオーナー(オーナー自身もカメラマン)がスタジオに入ってきて、「あ、この子かー。可愛いじゃん!初めましてー」とボイスを撫でる。
ボイちゃんは彼を一目で気に入り、「甘えさせてー」のポーズ。
ヘソ天で甘えマクル。

台を組んでその上でボイスと娘二人撮影開始。
「犬の中にはフラッシュに怯えて暴れるのがいるから気を付けて」とオーナー氏、カメラマンに注意する。
まずはポラロイドで撮影(照明等の感じを見るための本撮り前のチェック用)
フラッシュの閃光とアラーム音でスタジオが満たされる。
「ボイちゃんは?」と見ると、平然としている。
キチンとポーズを付けたままで、カメラを正面から見据えている。
ボイスが肝の太い犬でヨカッタ。

一方、子供の表情が硬い(^^;
しかし、去年の地獄のような撮影に比べたら、ホントに今年は楽なモンだ。
(去年は子鬼が写ることを拒否した。衣装も拒否した。ポーズも拒否した。ナンモカンモ拒否して、しまいにはダンナが「来年からはモデルはボイスで行く!」と怒り狂って宣言した経緯がある)
子供につけたポーズはスグに崩れるが、ボイスは一端ポーズを付けると「不動」
カメラマンが「ボイスー」と一言かければスグに視線を送ってくるし・・・もう・・・優秀!!!!

20分足らずの撮影で40カットほどを写す。

ボイちゃん、モデル犬として否の打ちようがナイっ!!!
もともと泰然とした犬だし、「この世に父ちゃんと母ちゃん以外にコワイモノは基本的にない犬」なので、「多分初めてのスタジオという環境も大丈夫だろう」とは思っていたが、ココまでやれるとは・・・!
コイヌの頃からいろんな場所に連れて行ってはいろんなヒトに触れさせて、いろんな環境でも動じないようにしつけたその教育の結果が、コレである。自慢自慢。
やっといてヨカッタ。
この威厳、この美貌に加えてこの優しさと落ち着き。
マサに「至高の犬」!(爆)
スイマセン、ワシ、今、アタマおかしくなってます(嬉しすぎて)

ワシの予想では最悪の場合、機材をなぎ倒してカメラをドツキ壊し、スタジオ奥のホリゾントにシッコかけて、被害総額300万円くらいになるハズだったのに・・・
結果、ボイちゃんはファンを二人増やしたダケだった。
メデタシメデタシ。