山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

実は嬉しいダンナ

午前中、天気がいい。
生協で「お雛様のご馳走用食材」を受け取った後、ボイスの散歩。
数週間前に中学校の方へ散歩に行った時は、偶然、ボイちゃんの父犬の飼い主さんに声を掛けられた。

「誰かと思ったら、ボイスだぁ?!」
とクルマを停めてわざわざ声を掛けてくださった。
「ライ(父犬)は元気ですか?」と聞いたら、
「最近、寒くて誰も散歩に連れて行かないから、家でフテ寝よ。誰からも声も掛けて貰えずに、放って置かれて可哀相」とおっしゃる。
大会に出すような犬でも、家では普段はこんなモノなのか?
「大会に出すような犬は、もっと手間かけているのかと思った」と言うと、
「いや、ホントはもっと訓練した方がいいんだけどね。田舎育ちでほったらかしよ、ウチは」だって。
う?ん。四国犬は野生味が魅力だから、放って置いてる?
相変わらず、勝手に海に泳ぎに行ったり(家が海岸沿い)しているらしい。
「自主独立の犬・ライ」である。

今日は中学校の近くを歩いていると、不思議な毛色のMIX犬に吠えられる。
毛色はビーグル、被毛の質と骨格、顔、耳はテリアという生後5ヶ月くらいの子犬。
家庭菜園の入り口で散歩中のワシらに吠えかかって来る。
わざわざ道を渡ってまでコチラに威嚇して来る様子ではないので、
「ふ?ん」と見ていると、家庭菜園で仕事中のオバチャンが登場。
「すいませ?ん!ウルサイでしょう?」と謝られる。
「いえいえ」と返事。
「実はこの犬、最近山で拾ったんですが、まだ馴れて無くて・・・そのうちに吠えなくなると思いますので、ゴメンナサイね」と言われる。
わざわざ、どーも。
毛色から言えば、「猟に来た人が捨てて行った」か?
(猟に来て、犬を捨てて行く人は結構いる←獣医さんからの情報)

天気がいいウチにダンナのプラモの写真を撮って、サイト上に「模型職人・妖怪馬太郎のお部屋」を作ろうかと思っていたら、午後、みるみる天気が崩れる。
撮影延期。
「プラモの撮影はマタにするわ」と言うと、
「そうか。でも、F-1のプラモはチャンとした完成品が7台分しかナイし。これからはF-1のプラモも、ひと月に一台ずつ新作を作るのを目標にしようかな?」と、ダンナ言い出す。
ホントにまんざらでもなさそう。ハッキリ言って、超ウレシそう。
「そうか、君も発表の場が欲しかったんだね」しみじみ言うワシ。
ダンナ、めちゃめちゃヤルキを見せている。
ゴメンね、今まで気がつかなくって・・・