山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「アガサ・クリスティのねじれた家」

GYAOでなんぞ面白い映画でも見てこましたろと思って、何気に「アガサ・クリスティのねじれた家」とか言う、全然知らない映画を見てみたんですよ。

そしたらさあ…それを一通り見終わってのワシの素直な感想がこちら↓

「…映画??テレビドラマじゃなくて??」

 

キャストはグレン・クローズ以外は全然知らない人ばかり、なんかテレビっぽいお安い(-_-;)作りで、制作している会社も全然知らないところ。

まあ、時代背景が面白そうだったので、見始めたらコレがなんとまあ…

 

「ヒドイオチ」(小声)でありましたよ。

そうなんです。まさかの「爆破落ち」ヒィーーーーー(-_-;)こんなヒドイオチ、久しぶりに見たかも…

そして思い出しました。

アガサ・クリスティってワシが高校生の頃までご存命だったんですけどね。

割と、晩年の評価がかなりお気の毒な感じで。

「へー、これがミステリーの女王ねえ」と当時は、かなり不思議な印象をもってたんですけど。

後々、他の名作と言われるものを知ってから、「あ、あれはお年を召されて色々と衰えてたから仕方がなかったのだ」と気がついた次第であります。

 

この「ねじれた家」は1949年に原作が書かれてて、一応、映画化では舞台設定が1950年代?に替えられてて、脚本がジュリアン・フェロウズ(「ダウントン・アビー」「ゴスフォード・パーク」)なんですけどね。

そのジュリアン・フェロウズの手腕ををもってしても、このすっとこどっこいなお話はもう手の施しようがなかった…って事のようですね。

 

んで、ググってみてもう一つ知った事実↓

アガサ・クリスティは『無実はさいなむ』とともに自作の中で最も満足していると語った作品である」

んだそうです。ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!

 

そしてこの映画?は調べてみたら、アメリカではネット配信限定で公開され、イギリスではテレビで放映された(チャンネル5)のだそうです。

ロテントメイトウでの評価は10点満点中5.1点ですって。

 

ワシはねえ…もうトレイラーの動画を貼る元気すら無いですよ。

見なくていい映画ですよコレは。見ちゃった記憶をワシも消したいです(ノД`)シクシク