山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

サイドMをもっと多くの人に知ってもらいたいなあ

という訳で。
サイドMのコンサート、最高に楽しかったですな。涙あり、笑いありで4時間、ペンラ振り回してたらすっかりインナーマッスルが筋肉痛であちこち痛いです。

実は、このコンサート(通称サードライブ)ワシは二曲目にして号泣しちゃったんですよ(^_^;)
だって、元高校教諭の三人組(という設定の)S.E.M.が応援団姿で(長ラン&ちまき姿たすき掛け)出てくるんだもん。
あの体が固いことで印象的な伊東健人が、生徒を励ますために歌う歌の振り付けで、必死で足を振り上げながらおっさん3人でラインダンスを踊る様子を見てたら泣けてきましたよ。
「君はなれる!なんだってなれる!!君は出来る!なんだって出来る!!君は行ける!何処にだって行ける!!」
と大声でエールを送る様子は涙なしには見られません。
S.E.M.の振り付けはコミカルでダサかっこいいのが魅力です。

この日はこのS.E.M.が大活躍で、体が硬いセンターの伊東健人がMCをつとめ、電飾ギラギラ着いた手押し車ゴロゴロのトロッコ(拝一刀が息子の大五郎を乗せて押しているアレに似たもの)に乗ってゆるゆるとワシのすぐ横の通路を行き来し、客席に向かってボールも投げてたんですからw
しかもこの時に歌ってたのは「高速で車飛ばすぜ」みたいな歌なのに、ギラギラピカピカの手押し車でゆっくりとメンバー3人がドナドナされている様子がかっこいいんだか可愛いんだかよくわからなくて思わず爆笑しました。
S.E.M.推しで良かった(*´∀`*)

またこの日はライブビューイングのために固定カメラが4〜5台。巨大クレーンカメラがステージ両脇に2台。
あとステディカムを背負ったカメラマンさんが2人。この人たちがすごかった!ステディカム抱えてものすごいスピードで通路を走り回り、そのままステージに上って歌い踊るメンバーの周囲をぐるぐると走り回るのですよ。
当然、そんな風にして写された動画は凄まじい迫力です。
サイドMのライブでのカメラ撮影の凄まじさは今までBlu-rayやライブビューイングで知ってましたが、現地でその撮影の様子を間近に見るというのもすごい経験でした。
「これがアイドルマスターの培ったライブのノウハウ…!!」と素直に感動しました。
「ベビメタちゃんもこれくらい撮影に気を使ってくれたらいいのに…」(´;ω;`)

これだけライブの演出や撮影ですごいノウハウを持っているんだから。
あとはゲーム本体が面白くなるともっとイイデスネ!!(๑•̀ㅂ•́)و✧←ゲームがつまらなさ過ぎて早々に投げ出した人

この日はBeitの「左の王子様」梅ちゃんが他のお仕事で欠席でしたが、センターの王子様ホリエルと右の王子様高塚くんが頑張ってて目頭が熱くなりました。
最後、ホリエルが高塚くんに感謝の言葉を述べると、あっという間に高塚くんの目に涙が浮かんで決壊寸前になってて。
ソレを見たホリエルが慌てて「今のは嘘だからね!嘘だよ!!」と高塚くんを泣かせまいと自分の言葉を必死で否定してたのには大笑いでした(でも感動)

サイドMの世界は天使や悪魔、お城や馬車、愛する女性に捧げるお花やダイアモンド、甘いお菓子が登場するかと思えば、「強く尊き獣になれ」と男臭く擬闘を演じたり、「僕らは可愛い動物だからナデナデしてもらえるよね」とぶりっこしたり。
音楽は一貫してユーロビート系だったりJ-POPだったりするのですが、世界観はまさに万華鏡。
歌い踊って演じて。たまに演じている仮面がズレて中の人の素の顔が見えちゃったりして。
それでも大階段の前で群舞しながら歌えば、コレは背中にダチョウの羽を背負ってないだけで、十分に宝塚感が漂います。
ここにこんな素晴らしいエンタメの金脈があったんですね。

20代30代の男性が、群れをなして全身に大汗かきながら死に物狂いで歌い踊る様はなかなかに感動的です。
実は男性のファンが多いってのもライブを見ればなんとなく納得します。

Smile Engage - Beit



※センターのホリエル王子のイノセントさはライブで見てもすごかったですね。
成人男性でこの雰囲気。初めて見たかも。