山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

死にかけの苗を再生する事

ワシはよくやるんですけど…
世間の人が同じかどうかはわからない行動の一つに。「死にかけの植物を手に入れて、再生させる」ってのがあるんですね。
昔は花屋の奥で捨てられてた雲竜柳の枝を「もらっていいですか?」と聞いてもらってきて、鉢植えに仕立てたら結構大きく育ったり。
園芸店で半額以下になっている売れ残りの苗を買ってきてはお世話して花を咲かせたり。
竹やぶに捨てられてた蘭の苗を拾ってきて、水苔を詰めた鉢に植え替えて再生させて数年間に渡って花を咲かせたり。

普通に苗を買って来て育てるより断然達成感があるというかw
「してやったぜ!」「ワシはやったったぜ!」という気分があって、なかなかにいいもんですよ。

で。今は夏の間に放置してて(今年は猛暑で、庭の草刈りだけで精一杯だった)荒れ放題だった庭に手を入れてまして。
園芸店やら農協の直売店やら産直所で安いビオラやパンジー、ノースポールやスイートアリッサムを見つけてはちょこちょこ鉢に植えて、ソレらしい(人がちゃんと住んでいるっぽい)家の周囲に仕立てております。

少しずつ家の周囲が華やかに綺麗になっていく事で満足していたのですが。
寒くなってくると、家の中に鉢植えも欲しくなりますね。
夏に買ってリビングの棚の上で育ててる多肉植物の鉢もありますが、年末から年始にかけてはやはり「花が咲くもの」が欲しいです。

「でもちゃんとしたシクラメンとかシャコバサボテンはお高いしなあ」
と思いつつ、イオンの園芸店の前を通りかかったら、しおれてヨレヨレで瀕死のシクラメンを鉢を1つ300円で売っているじゃありませんかw
「あ。コレだコレだ」と速攻で購入。
家に帰って色違いのシクラメン2つを一つの鉢に寄せ植えして肥料入りの土を詰めて、土を隠すために百均で買ってきたバークチップをかぶせてたっぷりと水を上げて階段室の踊り場に置いてたら。
(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ!次々と蕾が出てきて、葉っぱも(`・ω・´)シャキーンと張りが出てきて元気いっぱいになってきましたよ。


※うーん、コレは花が咲いたら数千円分の価値がある花鉢に見えそう(´∀`*)ウフフ←根っから貧乏人