山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

忘れないうちにTHE BIRTHDAYの事も

初めて生で見ましたわ>THE BIRTHDAY
特別ミッシェル・ガン・エレファントに興味が有るわけでなく(そりゃあたまたまテレビで見かけたりしたら「あらまあ若くて様子がイイ方々ね」位は思ってた)
当然、チバ・ユウスケに思い入れがあるわけでもないので…
もしかしたら、色々と的はずれなことを書くだろうけど許せよなっ

THE BIRTHDAYは結成当時から知っているし、テレビでライブの中継とか出てれば見てたのでなんとなく曲も知っているしどんなバンドなのか?も知ってましたが、さて。

「チバ、痩せてるっ!?てか痩せすぎ!?イエス・キリスト風ってか、即身成仏!?」��(゚Д゚)ガーン
髪の毛は染めている?のかな?髭が真っ白でプリーツが胸元に寄せられた黒いブラウスの胸元から見える肋骨が浮いてる姿が…「なんか、可哀想…」に見えました。
「まあ、ロックスターだから色いろあるんだろうけど…てか、脚、ほそっ!!!」

これはお尻に肉もついてないんじゃないでしょうか<大きなお世話
黒いシャツの裾からブラックジーンズに包まれたほそーい脚が2本、ひょろひょろーと生えているんですね。
「食べているのかしら?」←ますます大きなお世話

…コレに比べたら、たまにさわおガリガリになっていることはあるけど、ピロウズって健康的だよなあ…

もっと生チバを見たら、かっこよさに打ちのめされるとか、カリスマ性にびっくりするかなと思ってたのですが。
何故かワシの脳内には「ちゃんと食べてよー」という老婆心しか湧いてきませんでした。

でもまあ、口を開いて歌い始めたら「あの声」ですよ!
あの声だけで、何を歌ってもロック。何を歌っても説得力が生まれるんですね。
ギターが藤井さんになって本当に良くなりました(失敬)
藤井さんはお兄さんのステージは3回ほど見たことが有りますが、お兄様によく似てらっしゃいます。ギターもお上手。
兄弟でギタリスト、兄弟でカッコイイって凄いことなんじゃないかしら。
キューちゃんのドラムもすごかった。コレは惚れるわ!(*ノェノ)キャー

あと、ヒライハルキ。
実は、彼を見ることがこのライブに行くことを決心した一つの原因だったんですけど(謎)

ワシがてるる…を見たのは、彼が脱退して以降のことだったので、彼のステージを見たことがなかったのです。
チラチラとワシが見つめ続けている界隈に時々現れては消えてゆく不思議な存在。
とても寡黙だけれども何を考えているのかヨクワカラナイ不気味さ_のようなものを彼には感じます(つまり「実像の彼はどんなキャラクターなのか想像もつかないミステリアスさ」という意味)

んで。
その初めて生の彼の姿を見た結果。
ワシが思ったことを正直に書いてもよかですか。

「うまく立ち振る舞っているな」という印象でした。
彼の本心がどうなのかとかは全然わかりませんが、「THE BIRTHDAYのベース」としての役割を演じている、かなり巧く。という印象です。

しかしワシの目には…
「なるほど、少年時代に一緒に過ごした人からの影響というのは実に拭い去り難いものなのだな」と見えました。
同じようなキャラクターというか、もしかしたら「その人」の姿をコピーして仮の姿として着ているのかも??という予感がしました。
つまりそれは、「本当の姿を見せないための戦術」であり、「この場所(日本のロックシーン)でこのキャラクターは俺一人でいい」という歪んだ自意識なのかもしれません。
その「場所」を守るためならどんな手段を使ってでも、いっその事、オリジナルを消そうとでもするんだろうな__という事は想像出来ました。

うん、生で見てよくわかったw(妄想)

まあ、お客さんが求めているのは「かっこいい曲をあの声で歌う」ということなんでしょうが。
バンドとしては、ちょっと違うこともやってみたいんじゃないかな?と「レッドアイ」の演奏を聞きながら思いました。
この「バンドのやりたいこと」と「お客さんが欲しがっているもの」の距離ができちゃうと、危うい感じになっちゃうんですけどね。
それはバンドとそのファンの関係であるからワシが部外者なんですが。
ちょっと気になったかな。