山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ちりめん山椒を手作りする

梅雨時は色々保存食作りの季節ですね。
とりあえず、らっきょうは去年漬けたのがまだあるし。
今年はまだ梅蜜しか作ってないです。

ところが、ネッ友さんに教えられて「ちりめん山椒」と作ってみよう!と思い立ってみました。
調べると作り方も簡単だし、ちりめん山椒は大好物だし、買うと高いしw
買い物に行ったスーパーで宮崎産の山椒の実を売っていたので買ってみました。

家に帰り、枝から山椒の実を外しているとそれだけで爽やかな香りがのぼってきます。
「ほうほう、しかしコレはアク抜き?にどれくらいかければいいのかしら??」

なんせ初めてなのでどれくらい時間を掛けてアク抜きをしなければならないのかがわからない。
目の前の四角い箱で調べると、実に作り方も様々で。
「一晩水につけてアクを抜く派」から「買ってきたそのままでちりめんに投入する派」まで多岐にわたっております。

…これは(ーー;;
つまり頼りになるのは「自分の勘」て事ですかい。

雪平鍋にお湯を沸かして、枝から外した山椒の実を投入するとみるみるお湯が緑色に染まってゆきます。
「こ、これは凄い…」
とりあえず、ザルにあけて流水に浸してみたのですが…
これだけで山椒の香りがします。
「もう一回くらい茹でこぼした方がいいのかな??」
もう一度、雪平鍋にお湯を沸かしてザルに開けた山椒の実を投入&しばらく茹でてザルにあけ、流水に晒す。

…ふむ、さっきよりは水の緑色も薄くなって香りも落ち着きました。
「これでいいのだろうか?」
とりあえず、これで下ごしらえは終了。
恐る恐る作り始めました。

ちりめんは一度お湯にくぐらせてから、雪平鍋にお水と酒を入れ軽く煮ます。
その後、山椒の実を加え、醤油、みりん、砂糖、新しょうががあったのでそれも刻んで投入。
ぐつぐつ煮て出来上がり。


食べてみました…

山椒が辛い!口がピリピリしますw
どうもアク抜きが足りなかったみたいですね。
でもちりめん部分は美味しく煮上がったので、娘ズに「山椒の実を避けて食べてね」と言うワシw

その後思い立って、刻んだきゅうりを塩もみして大さじ一杯ほどの自作のちりめん山椒を揉み込んで浅漬風にしてみましたが。
なんか美味しかったですw

あと、作って日にちがたつと山椒の辛味も程よくなってきました。ふむ。
お弁当に毎日の食卓に活躍しておりますよ。