山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

中村うさぎとサイバラリエコと

どうも、みなさま「箱入り熟女」ですわ(´ω`)
実は何日か前、ネットの心理テストみたいなのを暇つぶしにやってたら、その診断結果がコレ↑だったんですね。
「箱入り熟女」…!言い得て妙とはまさにこの事。ワシ、自分でもよく思うんですわ。
「よくぞまあこの年までこんな箱入りで生きてこられたものよのおワシ…」とね。

箱に入ったままで熟しすぎて腐って崩れそうw
そんな自分に改めて気がついて「こりゃまあw」とか思っていたのですが。
そんなワシがビックリしてしまう事がネットに書いてありました↓

知っている人は知っていますが、ワシはサイバラリエコが嫌いです。
若いころはそれなりに好きで、本も買って読んでたのですが。いつの頃からか?(結婚したあたり??)
すごく苦手になってしまって。
夫に対する仕打ちも芸風とか洒落で収まらない気がして(ワシは配偶者をいじめる芸風が苦手)

あるとき、NHKの番組に末期がんの旦那を引き連れて嬉しそうに(見えた)出演しているのを見た時に、
「ああ、もう駄目だ。生理的に我慢ならん」
とすっかり嫌いになってしまったんですね。
(その後、実はその当時から今現在愛人関係?にある某院長の助言により、一旦離婚した夫を引き取って世話していたらしいとの話を知っておぞましさ倍増)

CMとかで「いい母ちゃん」を演じて唐揚げとかを作っている姿を見ても、
「食べ物を扱うCMは清潔感のある人でないとべちゃべちゃしてそうな唐揚げに見えて不潔感満載だよなあ」
としか思えなくて。
「このCM不愉快だから早く終わってくれないかな」
とか思うほどだったんですけど。

昨日。ふと思い出して。
「そういえば、ブログって今、どーなってんだっけ??」
とぐぐって読みに出かけて腰が抜けましたw

いつの間にか、「お酒の前には点滴」(※すると沢山飲めてイイらしい?)と「定期ボトックス」を某院長に打ってもらって、
やめられまへんな
とか書いてあってですね。
あまりの気持ち悪さに(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル

多分、あまり儲かってない頃のサイバラせんせえの芸風は、お金持ちとかセレブ?な感じをあげつらって面白おかしく笑い飛ばすみたいなものだったと思うんですが…
ついに自分自身を生け贄になさっていたのか!?とビックリしましたですよはい。

んでさっき。
図書館に出かけてお目当ての本を検索したんですけど、県内の図書館、どこにも収蔵されて無くて(ーー;
「(・д・)チッしょーがねえなあ。さくっと読める軽いものでも読んで買い物して帰ろか」
と手にとった本がコレ↓

「セックス放浪記」中村うさぎ

もっと軽めの売春買春体験記かと思って読み始めたら…
中村うさぎのヤミが深すぎてw
「親に愛されなかった子どもというのは一生こうやって生きていくしか無いのか」
と絶望的な気分になりましたね。

「女」としてもう求められない=存在価値がない
「誰からも心から愛されない」=存在価値がない
「無条件に受け入れてもらえない」=存在価値がない

誰からも無償の愛を注いでもらえなかった中村うさぎの人生には同情するが…
だからと言って彼女が誰かに対して無償の愛を注いだ感じも無くて(お金は突っ込んだが)
最初の夫に破壊された自尊心が原因の一つなんだろうな_という予測はつくけど。
あまりにも破天荒な自己破壊衝動の数々にびっくりしながら読み進めました。

それまでは、中村うさぎサイバラリエコもどっちもどっち。

くらいの印象でしたが。
ごめんなさい、もがきながら自分自身の闇と戦っている中村うさぎのこと舐めてましたすいませんm(_ _)m
色々と言いたいこともありますが、自分自身とのこの格闘の仕方は実に見事でございます。
ワシにはできませんw

それはひとえに彼女が性的な満足感を感じないまま人生が終わるのか?という女としての絶望が、おそらくは初老になればみんな多かれ少なかれ感じるものだからなんですよ。

「ああ、このまま憧れのヨーロッパの土も踏まないままワシは死ぬのかのお」とか。
「ああ、ついに結婚生活30数年。一度の間違いも起こさぬままワシは死ぬのか?それはそれでいいとして、でも間違いのない人生ってそれ自体が大間違いじゃないのか??」とかw
「ああ、人生の中でついに一度もよっぱらうという感覚を知らぬまま寿命が来るのかなあ」とか。
色々思うんですよ!w

死ぬまでにいつか、彼女の体も心も満足させてくれる素敵な王子様が現れてくれますよおにぃ〜(^人^)
としか言えないですよ、この読後感w
この孤独は死によってしか救済されない。
そんな事実は大人になればみんな知っているんですから。