山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

裸になったNINE MILESさん 3

とかなんとか書いていたら、「Tokyo Bambi」がオリコンのウィークリーチャートでTOP10に入る模様ですね。
(今までピロウズのシングル曲は、デイリーチャートでしかTOP10入りを果たしていない)
「この微妙な曲wでやっとブレイク&TOP10入りというのが___実に微妙!面白い!!わははは」
思わず感嘆の声を上げるワシ。

いや、だってさー。
ピロウズのメランコリックな、大泣きな感じ。
いわゆる「ピロウズ節」と言えば、断然「スケアクロウ」だし。
楽曲の完成度の高さから言えば、「Ladybird Girl」に軍配が上がるし。
なのに、何故「Tokyo Bambi」で??しかもこのタイミングで???
自称「日本を代表するバスターズの一人」としては、この話、納得がいかねえw
でも、この微妙な「間の悪さ」&「マヌケな感じ」が実にピロウズ的で、実はワシは大好きであるw

ごほん。
んで、「歌詞カードが着くという事が意味するもの」問題の続き行きます。
今までナインマイルスさんの楽曲の歌詞というのは、レゲエの曲から持ってきたモノを改変したり、あとは自分の思いつくままにメロディに乗せて作っていたモノだった__と思うんですよ。
そして歌詞カードをつけないと言うことで、エクスキューズしていた部分があったようにも感じます。
つまり、日本人にも英語を母国語にする人にとっても「何を歌っているのかよく分からない」という状況ですね。

それでも2ndの「Word of Mouth」みたいに、よく歌詞が聞き取れて、しかもその歌詞が凄くステキで、「ウットリ?♪」な曲もあったのですが(ピロウズがカヴァーした同じ2ndの曲「Heart is There」の歌詞はレゲエ有名曲の改変Ver.)

やっぱり「歌詞を書く」という行為は、もしかしたら、日本男児にそぐわない行為なのかも(^^;
そんな気がします。
特にこの、ナインマイルスさん事、真鍋吉明さん。
インタヴューなんかでも滅多に自分の本心を明かさない(明かすようになったのは、本当にここ4年ぐらい)人ですし。
それも自分が心を許した人にしか明かさない。
初対面の人になんか、素っ気なくするだけですよ(その為、実はワシも長年にわたって彼のことを誤解してた「ヤケにツンケンした素っ気ない人だなあ」と)

なので「なんだよ!本心を喋って自分の本当の気持ちが人に知られたら『負けた』とでも思うんかい!?」とついイライラとしてしまうのですが。
続く。