山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ストーリィはヤラセ

うわー。やっと全ての用事から解放されたわ!
ワシ、夏休みである(<今、勝手に決めた)
家の中は(ある程度)片づいている、庭も(ある程度)キレイ。
ボイスのブラッシングも出来ているし、壁は塗り直したばかりでピカピカ。
イイゾ。イイ感じだぁ!

玉に撮影やお客様が来るというのは良いことであるのかも知れない。
ナンタッテ家の中(及び外)が格段に片づくし。
ここ数日来の家のメンテナンス作業から解放されて、ワシ、伸び伸びとグータラを決め込む。

ゴロゴロしながらせちたろーとゲームで対戦したりして遊ぶ。
久しぶりに「ミスター・ドリラー」「Xai」をヤリ狂う。
久しぶり(3年振りくらい?)なのでやり方を忘れていて下手になっているので、面白い。
「ぎゃはは、下手すぎる!」と、せちたろーと二人で大笑いしつつ夕方まで、ゲーム三昧。
「小学生の夏休み」ってカンジ(^_^)

あ、そうそう。
昨日の取材で、ワシが丁度見てなかった「ボイスが歌う瞬間の映像」を撮影する時の撮影話。

ピロティの天井にCCD(超小型)カメラを設置し、二カ所に三脚で立てたカメラを置き、カメラマンさんが手持ちカメラで少し離れたところからボイスを狙って写したらしい。

つまり、合計カメラは4台。
「(サイレンが鳴る)2分前です!」の合図でダンナは家に入り、他の撮影スタッフ3名は、離れた場所に停めてあるロケ用レンタカーの影にそそくさと隠れたらしい。

そのまま待つこと2分。
今まで自分の周囲にワイワイ人が居て、愛嬌を振りまいていたボイスは、急にソノ(色んな犬の匂いをつけてて、ナンダカ面白そうな知らない)人たちが居なくなったため、サイレンが鳴るやいなや、スタスタとピロティの前面に出てきて、空を仰ぎながら盛大に歌ったという事。
この「急にみんな居なくなった」というのが「無茶苦茶に寂しかった」様子。

ダンナは「う?む、黒澤明バリのマルチカメラ撮影だったね!!」と感動して言う。
予定していた絵が撮れて、撮影隊の皆さんも大満足だったらしい。

映像の中では「寂しくてつい歌っちゃうボイス」をボイスが気の毒がってダンナが散歩に連れ出すという内容になっていると思うが、実際にウチではそんな事はヤラナイ。
寂しがっていたら、「よしよし寂しいね」とイッテ慰めるダケである。