余裕のある一日。
写真を整理して、「アルバム・9(マンガな毎日2)」と「アルバム・10(山口編)」をアップ。
午後、せちたろーが宿題チュウに美人妻Jさん、フラ?っと来宅。
「ベトナム旅行どうだった?」(彼女が日本に帰ってきて以来初めて会った)
彼女のベトナム旅行中のお土産話などを聞く。
この話、とても興味深かった。
彼女が夫とスクーターに二人乗りして移動中、ベトナム人の少年に石を投げつけられた。
最初は何が起きたのか判らず、急に夫がスクーターを路肩に停めて、
石をぶつけたベトナム人のガキンチョを全力疾走で追跡し始めたので、
「ナニナニ、一体どーしたの!?」と叫ぶと、彼女の声に振り返った夫の顔を見て仰天。
夫、顔血まみれ。
ガキンチョ、ゴムゾーリを脱ぎ捨てて逃走。結局、掴まらず。
夫、顎を切っていて血をダラダラ流しながらホテルに帰る。
夕飯時になって、夫が心配な彼女は子供達を連れて食事に出かけたモノかどうか迷っていると、
夫が「ケガをしたのは僕であって君じゃナイのだから食べに行きなさい。僕にはバナナジュースでも買ってきて」と言う。
彼女は少しビックリして、「アナタは何とも感じてないの?」と尋ねると、
「アレはoverした(既に終わった)コト。チョットした旅行中のexcitement」とケロリと答えたらしい。
日本人の感覚としては、「心配で置いてはイケナイ」というカンジなのだが、
夫は「置いていって貰って一向に構わない」という態度。
仕方なく、ホテル前の汚い食堂で母子三人、食事を始めたら、
モノの10分もたたないウチに夫が登場。空腹に絶えかねたらしい。
夫は口の中まで切れているのに、旺盛な食欲で夕飯を平らげた。
この話を聞いて、ワシは美人妻Jさんに言った。
「てえコトはよ。もし逆の立場だったら、ダンナはケガした妻を置いて、
子供らとさっさと食事に出かけちゃうワケね。ちと、寂しいやねえ。
石投げられてケガしたら、精神的に凹むから、もうちっとはチヤホヤされてイイコイイコされて、慰めて貰いたいやねえ?。でも、日本人からしたら素っ気ないとも取れるその感覚が平均的アメリカ人的ってトコロなんだろうねえ」
美人妻Jさんも、「立場が逆だったら、私、絶対置いて行かれちゃうの。やっぱり寂しいわ」と言う。
ワシ「でもアメリカ人と結婚したってことは、そーゆーコトなのカモね」
美人妻Jさん「う?ん、そーねえー」
・・・・本日の結論