山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

猫は捕食者

一昨日の朝、起きたら弐号機がなんかわーひゃー言いながら寝室に駆け込んできて。

「コゲちゃんがっ!なんか茶色いものをくわえて振り回しながら家中走り回っているんですけど!!」

と言うですよ。

コゲ太って大体、ゴミとかをくわえて遊んでいるような猫なので、

「そんなん、コゲ太をとっ捕まえてくわえているものを取り上げればいいでしょ」と言うと、弐号機が半べそで、

「無理ー!ワイには出来ないーー」と言います。

「なによ、もう怖がりね」と言いつつ、寝室から外に出たらコゲ太がちょうど茶色い獲物をくわえて二階から降りてきました。

「どれどれ」とコゲ太の口元を見てワシ、絶句…

 

なんと下半身の無い、食いちぎられた野ネズミの死体でした。

「うわ!キッショ!!」

と言いつつ、とりあえず、玄関に置かれている火ばさみ

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を手に、上半身だけの野ネズミをくわえて走り回るコゲ太を追いかけました。

さすが子猫(多分、生後3ヶ月とか)

ワシに簡単に捕まりますが、上半身だけの野ネズミの死体をガッチリとくわえて離しません!!

仕方ないので左手でコゲ太の胴体をホールドして、右手に持っている火ばさみで口にくわえてる野ネズミの死体を引き外しました。

しみじみ見るとものすごいホラーな死体です。

「…多分、ススが遊んで食べた後、コゲ太に与えたな…」と理解しました。

 

とりあえず、コゲ太を左手にホールドしたまま右手に持った火ばさみにネズミの死体を挟んで北側のウッドデッキまで走っていって、裏山に向かって野ネズミの死体を投擲しました。

「多分、これで揉み消せたと思う…」と思いつつ家の中を見やるとススが帰ってきております。

「コゲ太に狩りを教えないで!まだ早いわ」とご無体な事を言うワシ。

 

んで。今朝。

バトンといつものように散歩に出ようとしたら庭先に転がっているモグラの新鮮な死体…(とりあえず目立つような傷はない)

仕方ないので、散歩が終わった後、玄関においている火ばさみでモグラの死体を挟んで、隣のみかん山に投擲しておきました。

 

常に猫が捕食してきたものの後始末をさせられている飼い主(ワシ)