劇場でやっているうちに見とかねばなるまいって事で、昨日、見てきました。
阪元裕吾監督最新作「べいびーわるきゅーれ」シリーズ第三作「べいびーわるきゅーれ ナイスデイズ」であります↓
まひろとちさとの社会不適合者殺し屋コンビも３作目となり、二人も成人してしまい。
「こ、これはBABYMETAL的な問題が湧いてくるのか？？」と思いつつ見てきましたが。
杞憂でしたねｗ
阪元裕吾監督、相変わらずフルスロットルで駆け抜けます。
舞台は宮崎なんですが。
ここで出てくる宮崎の風景が「地獄の黙示録」みたいで不穏です(；´∀｀)
お話は殺し屋出張業務として、宮崎に派遣されたまひろとちさとは、サクッと仕事を片付けてバカンスを楽しんでいたのですが。
そこに追加の仕事が舞い込みます。
ところが追加の殺しのターゲットを狙っている別の野良（フリーランス）の殺し屋も居て。
その野良の殺し屋がやたらとストイックで意識が高すぎて、めっぽう強いのでさすがのまひろとちさとも苦労させられるし、更にそこに宮崎の地場殺し屋（農協系）も乱入してきて、宮崎は戦場に？？＿＿というお話です。
なんせ今はテレビ（テレ東系）でドラマ版の「べいびーわるきゅーれ エブリデイ」もやってて、その前日譚となる映画のようです。
なんせ池松壮亮の身体能力の高さに驚きましたね。
「このヒト、こんなに動けるんだ！？」と目を見張りました。
とにかくこの「べいびーわるきゅーれ」シリーズ、人体の限界に挑戦する！みたいな目まぐるしいアクションシーンが最大の見所でして。
今作でもガンアクション、格闘、ナイフと色んな殺戮シーンが楽しめるんですけど。
一方、ドラマ版でさえもしっかりこのあたりをフォローしてて、見てて思わず「このアクション見せるなら金とれよ」と呟いてしまうほどなんです（テレビって基本無料だし）
阪元裕吾監督作、娯楽としての映画の限界に挑む！って印象を持ってしまう作品です。
今作で気になったのはちさとを演じる高石あかりちゃん（宮崎出身）の顔芸がかなりホラー寄りでして。
「彼女が演じるホラークィーンも見てみたいな」と思いました。
まひろを演じる伊澤彩織さんも演技が良くなっておられますよ（別に前が悪いってわけじゃなくて 今作では彼女の演技にほろりとさせられたのよ）
