山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

神社仏閣古墳めぐりが好きな理由

と、言うわけで。

昨日のブログで書いた「射手塚」の伝説の正直な感想は↓

「そんな流鏑馬で失敗したくらいで切腹してたら人材が枯渇してしまいそう」

でした。

一体、何人が流鏑馬に出場して、何人くらいが失敗したゆえに切腹したのか知りませんけど…

流鏑馬出場=切腹というコースが可能性として厳然とある時代って…「そんな時代に生まれなくてよかった」という感想しか出てきませんね。

なかなかここまで怖い昔話を聞いたのって、小学生の時に出かけた雲仙でバスガイドさんに聞かされた「お糸地獄」の伝説以来かもしれません(;´∀`)

「お糸地獄」にまつわる壮絶な江戸時代のキリシタン弾圧の話はコチラから↓

japanmystery.com

で、このリンク先「日本伝承大鑑」が面白かったので色々読んでたら、去年の秋に出かけた宗像大社の話も掲載されてました↓

japanmystery.com

宗像大社海上交通の守り神として信仰を集めてて、例の「海賊とよばれた男」のモデル(と言うと差し障りがある気がしますが)出光佐三さんが帰依してらしたとか。

 

実際に足を運んでみると、宗像大社は色濃く太古の信仰の姿がそのまま残っている場所で驚きましたね。

ワシは子供の頃から神社仏閣が好きな子供だったので(;´∀`)

昔から神社とかお寺、古墳を見に行くのが好きで。

それはパワースポット巡りとかとは関係ないです。全然関係ないw「金運が上がりますように」というようなお願いとも関係ないです。

 

その場所に行って、雰囲気の荘厳さに圧倒されることはよくあります(雉琴神社ではこのせいで写真が取れなかった)が、それを自分が浴びようとかどうにか自分の中に取り込もうと言う気はゼロです。

「ははーーー」とひれ伏して畏れ多さを堪能はしますが。

 

神社仏閣古墳等のその場所の持つ記憶とか伝承に興味があって、そこに寄せられる信仰の形とか純朴な祈りに触れるのが好きなんです。

しかし、まあ。

雲仙地獄とか射手塚とか。ガチで怖い系は「ちょっと…」となりますが(あと福岡市内にある味噌塚とかも)

射手塚は全然その存在を知らなくて。

たまたま駐車場歩いてて、「なんか小屋の横にストーンヘンジみたいなストーンサークルがあるよ?」と言いつつ近寄ったら石碑にそんな事(失敗=切腹)がひっそりと刻まれててヒョエーーとなった次第です。