山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ヒラコー作品にジェラシー

いかんなあ…油断していると、この日記が「ゴールデンカムイ観察日記」になってしまう…
今週もアプリで最新話を読んだんですけどね…なんだかなあ(ため息)
キロさんの性格がよく出てて、「革命戦士人情派かよー!!」みたいな←ひどいネタバレ

自分たちのせいで重症を負った現地の人を救うために命を張るんですね。
そして案の定、尾形からもアシリパさんからも「なんでそこまでして」と思われてしまう。そして即座にその質問をはぐらかす。

そこにはかつて危険を顧みずに馬を何度か助けてた行動とも通じる気がします。しかも今回の行動には「過去の懺悔」みたいな趣もあった気がします。
「革命戦士にして心が温かい人」(群れからはぐれた羊の子一頭たりとも見捨てたりはしない系男子)この相反するキャラクターを野田先生、うまいこと使ってますねえ(ひたすら感心)

確かに五里霧中の中でインカラマッちゃんを刺した時も「違う!」て言ってたし。
アレは嘘じゃなかったのかもなあと思わせる最新話でしたね。
でも同時に、「もしかして殺されたアイヌの長老たちの所持品に傷をつけて一緒に埋葬の儀式をしてくれてたのはもしかしたらキロちゃんだったって事??」と混乱もしました。だったら現場に残されてた指紋の話とも合致するし。

ウイルクは「私は殺してない」と言ってた。これは多分、本当。
じゃあ実際に手を下して殺したのは誰??キロちゃん??と思ってたのに。
鶴見中尉はそのアイヌの長老たち殺人事件を調べてて証拠を保持しているので、「犯人じゃないのか」と思ってたけどなんかもうこのあたりも「よくわからない」って事になってしまってますねw

考えてもわからないことは考えても仕方がないので、まだしばらくは野田サトル先生の手のひらの上で転がされて楽しみますよ。

んで。昨日は手塚治虫文化賞受賞記念対談が行われたそうで。
生きて動いている野田先生を拝観(!)したい一心で皆さん、参加なされたようですね。
そこで知らされた新事実とは。

「アニメのゴールデンカムイはまだまだ続きます」てことらしいです。
ワシてっきり…あんなに予算のかかってないアニメ化なので、「これはマンガ本を売るためのプロモーションアニメ化であって、コミックのダイジェスト版的な立ち位置で長く売るつもりもないんだろうな」と思ってたんですね。
同時に「こんな世界的に見ても圧倒的に面白いコンテンツをもったいない…」とも思ってたんですけど。

どうやら違ったみたいw
じゃあなんでもっと丁寧にお金をかけてアニメ化しないのかなあ…(´・ω・`)ショボーン 集英社がケチンボなだけなのかなあ…
(とか考えると、最高に幸せな形で完璧なアニメ化がなされている平野耕太作品群がちらついて来て、何故かワシがジェラシーでムカつくんですな←ヒラコー作品大好きなのに)