山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ローラーガールズ・ダイアリー

お休みの日はせっせと録画物件を消費します。
今回のお題はコレ↓

「ローラーガールズ・ダイアリー」エレン・ペイジ ドリュー・バリモア監督 2006年)

テキサス州オースチン郊外の田舎町の高校生ブリスはバイトと学校、それに母親から強制的に参加させられてた美少女コンテストの中でしか生活が回っておらず、退屈していた。
そこで偶然出会ったローラーゲームのチーム。
女だてらに激しい肉弾戦を繰り広げ、熱い命を燃やすゲームの様に感動したブリスは、そのチームに参加するためのオーディションを受け、そして合格する。
その才能を発揮し、あれよあれよと人気選手に上り詰めるブリス。
自分の情熱を傾けられるスポーツと仲間を得て、ついでに素敵な恋にも出会う。
ただし、彼女は自分の年齢を偽ってチームに参加していたのだった。


※原題は「whip it」
「whip」というのは「ムチを入れる」みたいな意味ですが、ローラーゲームの中で得点係の選手を前へ押し出すために腕や脚でぶん回してコースの前方へ放り出す技の事を劇中で「whip」と呼んでおりました。

まあ、非常によく出来た青春映画でして。
冴えない青春がある事をきっかけに輝き始める。
恋、親からの自立、友情、様々なテーマを見事にまとめあげております。

ワシ、「チャーリーズ・エンジェル」以来、実はドリュー・バリモア好きなんですね。
チャーリーズ・エンジェル」はDVD持っているほど好きw
彼女がプロデュースしたSF映画の「ドニー・ダーコ」はもう、ある意味ココロの宝物にしているほど好きな映画なんですね。

ドリュー・バリモア本人には…
「まあ、子役として出てきて地獄のような青春時代を送り、俳優一族に生まれてそれ故の苦労もしてきたし。更生出来て良かったねえ」くらいは思うのですが。
俳優として特別思い入れがあったり、強烈な魅力を感じているわけでは無い…

と、思ってたんですけど。
どうやら、彼女がクリエイトした作品群、ワシの大好物なんですなw
もしかしたら自分でも気が付かないうちに大ファンになってたのかも?しれません(^_^;)


この映画中でもドリュー・バリモアは主人公のチームメイトとして登場します。
「もっと素直になりなさいよー」とでも言うような表情ですな↑


ローラーゲームの選手になるって事は大酒飲んで大騒ぎしたり、乱闘で痣だらけになったり、身体にタトゥー入れて恐ろしげなリングネーム名乗ってたり。
とまあ、普通の女性の生活からはほど遠い感じなんですね。

でもその中でこそ光る人生もある。
「人間到る処青山あり」という言葉を思い出しましたw

一番びっくりしたのはミュージシャンになったジュリエット・ビノシュ↑がライバルチームの武闘派選手を演じてたこと。
このお下品な感じが本当にぴったりで…
ジュリエット・ビノシュも遠いところに来ちゃったなあ」(^_^;)とシミジミしてしまいましたw