山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

漲る葬式感

新しいオリンピックエンブレムが発表されましたね。
「え?お花の輪っかのがあったやん?アレじゃダメなの??」
とびっくりしておりましたら、決まったデザインを見てまたびっくりw(°O°)w

「なんじゃこの漲る葬式感…」

なんかちっともおめでたくない。楽しくないデザインで。
なんでもデザイナーはETVで「風船犬ティニー」のキャラクターデザインをなさった方と同じだとかナントカ。
(「(・д・)チッ風船犬ティニー嫌いなんだよ。クマのルルロロの次ぐらいに」と咄嗟に思ったワシ)

同じニュースを見ていた弐号機ちゃんが、驚いたような顔でこう言いました。
「そもそも公募なのに応募作品が百数点しかないっておかしくない?日本にグラフィックデザイナーは絶滅しちゃったの?」
ワシは無言でニュースを見てたので驚きましたね(漲る葬式感!とかいうのは脳内でつぶやいてただけです)

確かに、長引く不況で日本中のグラフィックデザイナーはもう息をしてないのかもしれませんね。
長引く不況とデフレはグラフィックデザイナーを根絶させたのかも。

漲る葬式感のオリンピックエンブレム。
おめでたくもなく、賑々しくもなく、落ち着きすぎてる割には居心地が悪いデザイン。
ふーむ…

オリンピックのボランティア向けに作られた一着25万円のちんどん屋スーツと言い、東京オリンピックに暗雲が垂れこめておりますな…

※ちなみにワシはザハ案は「好き」ですむしろ。
最初のデザインの巨大アーチで会場と観客5万人を吊り構造で支えるという思想はすごいと思う。
敷地の問題でアーチを寸詰まりにしたせいでトンデモなデザインに改悪され、吊り構造も無しになり費用も巨大になってしまった。
最初の案のままで実現できてたらすごかったろうなと、残念に思います。


※これでいいじゃんこれで