山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

いつから大物監督に?

昨日は仕事もお休みで家にずーっと居たのですが。
そんな日はNHK BSの午後の映画を見ることにしております。

「今日のお題はなんじゃろな」
と見始めたら、「ペイル・ライダー」(1985年 クリント・イーストウッド監督)でした。
見た覚えがあるんだけどさーっぱり内容を覚えてないw
「確か幽霊が主人公だったような」←盛大なネタバレ

でも確か、クリント・イーストウッドの映画には似たような設定の話があった記憶。
なんてタイトルでしたっけ?
なんか変なタイトルで…「地獄のガンマン」じゃなくて__「荒野のストレンジャー」

「確かアレもバカみたいな話(失礼)だったんだよね?」と記憶をまさぐるワシ。

ワシの記憶に間違いがなければ。
クリント・イーストウッドは昔からよく監督を務めていたけれど。
その評価は高くなかった_とういうか。
当時(1970年代)は「クリント・イーストウッドの映画ってバカみたいだよねw」と半笑いで言われるような評価だった記憶…

「まあ、師匠がドン・シーゲルだから仕方ないか…」
というところまで思い出して、フト疑問に思いました。

クリント・イーストウッドっていつのまに一流監督の仲間入りしたん??」←特別クリント・イーストウッドのファンでもないのでよくワカラナイ人

その評価の急激な上昇って多分、アカデミー賞をとった「許されざる者」(1992年 クリント・イーストウッド監督)以降なんでしょうけど…
この「ペイル・ライダー」と「許されざる者」の間ってたった7年間なんですよね。

「この7年間の間に何があったんだ!?」←特別クリント・イーストウッドのファンでもないのでよくワカラナイ人

そして再び見てみた「ペイル・ライダー」はやっぱり。牧師さんのコスプレしたクリント・イーストウッドが大した必然性もなくいきなりへっぴり腰で木刀振り回すし(そしてバッタバッタと倒される悪漢たち)←おそらく日本の時代劇にリスペクトしたんだろうけど
15の乙女に想いを寄せられて言い寄られちゃったりして(無理無理!)←「シェーン」へのリスペクトなんだろうけどなんだかな

なんか見た当時の「バカみたいな映画…」という印象をまざまざと思い出す映画だったのでした(すまん)

この映画での見どころはジョン・キール(007映画での「ジョーズ」を演じてた人)とショーン・ペン実弟(最近見ないと思ってたら亡くなってたんですね)の演技でした。