山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

初号機誕生のいきさつ 5(おまけ)

というわけで。自転車に幼児用の補助椅子をつけて初号機を載せて、自宅から自動車学校まで通う生活が始まりました。
ところが、コレが結構楽しい。
「自分が運転している!?」という驚愕の事実に緊張で口の中がカラッカラになってましたが。
やってみると楽しい。

自動車学校の中にある託児室に初号機を預けて、場内のコースを運転していると、初号機が保母さんと一緒に託児室の前庭に出てきて、花壇の柵につかまり立ちしながら、
おかあさあ〜〜ん!おかあさあ〜〜〜ん!!
とワシを大声で呼ばわっている姿が見えて驚愕したものでしたw
当時、生後10ヶ月とか?
初号機は言葉が早くて。
生後9ヶ月くらいで最初に喋った言葉が、(大人みたいな)明瞭な発音で「お父さん!」でしたので。まあ、そういう事もあるでしょうね…

免許をとって車を買うと。
色々ドライブが楽しくなって、あちこちウロウロしていたのですが。
その中で風光明媚な場所が、思いの外近所にあることを知り、安い物件が出ていたので思いつきで土地を買うのですが。
それが、今の家となるわけです。

そしてソコで親子三人暮らし始めて。
「ああ、このまま親子三人で生きていくんだろうな」
と自分の出産を諦めて(それまでも数回不妊治療に再チャレンジしていたが妊娠しなかった)
「犬でも飼うか」
とボイスを貰って来たら、何故か速攻でワシ、自然妊娠。
37歳にして人生初の自然妊娠w

「神様は思いがけないおまけをくださるものだなあ」
と感心しましたね。
夫は「えー、今更妊娠て」とぶーたれてましたがw
ワシは嬉しかったですね。