山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

あなたの知らない世界 2

さて、不動産屋さんの内部はソレらしく鏡張りで仕上げられております。
モデル志望のお嬢さんがた(男性を含む)20名近くが勢揃いです。

そこで説明が始まりました。
ココは入会金や登録料は無く、所属している間の事務手数料(写真の焼き増しや郵送代等)のみを毎月支払うだけのシステムのようです。
レッスンはまとめての支払いではなく、「受講した分だけ」のコマ払い。
これならお稽古事気分で月2回とかのペースでやれそうです。
勿論、別料金で営業用のポートフォリオ(写真集)も作りますが。
コレはもっとなんとかなるんじゃないでしょうか<うちの場合、カメラマンの友達もいるし_なんならワシが撮った写真だってかなり使えます(わが社専属ポストカードカメラマンだしw)デザイナーが夫だしw

ま。それもコレも全部、このオーディションをめでたく通過してからの心配事なんですけど。
でも、あたりを見回して見ても、ウチの娘ズの敵は居ません(腰に手)
最初は「コレは親の贔屓目。バカ親だから」と思っていたのですが、しかし。
この思いはその後確信へと変わります。

40分ほどかけて一通りの説明が終了した後、いよいよオーディションが始まります。
ハイヒールを履いて、件の服装(体の線がわかる、脚が出た服装)で偉い人の前を歩きます。
スタジオ内を数往復すると、偉い人が全身の骨格や仕草、歩き方を素早く採点してゆきます(プロ!)
「は、しまった。ウチの娘ズは歩くときの姿勢が悪い(首が前に出る)」と思い出しましたがモウ遅いw

長女子、立った途端に偉い人から
「首を後ろに引いて。肩を引いて胸を張って!」と指導入りました(ーー;
なんとか数往復しましたが、やっぱり首が前に出ます。
しかし、なんという横顔の美しさでしょう(親バカ)
少年のような凛々しさと知性を感じる端整で透明感のある美女です。
「こういうタイプの人ってあまり見かけないよな」

続いて次女子。生まれて初めてのヒールを履いて、数往復。
思わずハラハラして見守るワシ。
年の割には大人びたクールな雰囲気が漂う美少女ですが、中身はおサルです(苦笑)

「はー、なんとか終わった」と胸をなでおろしたら、なんとコレで終わりではありませんでした。
テーマを与えられてのスピーチが続いて行われました。