山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

あなたの知らない世界 1

皆さん、一体、モデルのオーディションを受けようと言うような人はどのような人物であろうかと、想像なさったことがありますか?
信じられないほど美しい人々?
思わず目が釘付けになるすばらしい骨格?
艶やかで優雅な雰囲気?
そんなものをご想像なさるのが普通ですよね。

ワタクシはつい昨日。
その真実を知ってしまいました。
今日は、そのお話をお知らせいたしましょう。

さて。ちょっとした思いつきでモデル・エージェンシーに写真を送ったバカ母。
スグに写真選考を通過したらしく、会社の人から電話がかかってきました。
「●日にオーディションを行いますのでご参加下さい」
その日は、まあなんとか都合がつきそうなので「多分、間に合います」とご返事を差し上げて電話を切ります。
娘ズにはその事を告げて、「会社の人から、脚が出た服で。レギンスはナシ。体の線がわかる服でおいで下さいとの事です」と注意事項を言い渡します。

当日は、早めに集合場所に着いたので、まずは会場の下調べ。
電話で教えてもらった場所に行ってみますと、
「下町の不動産屋さん?」みたいなビルが。
「まさか?」と思って二度見するとやっぱり件の会社はココでしたw
モデル・エージェンシーと一言で言っても、先日の会社のような「叶姉妹の世界」みたいなゴウヂャスキラキラ☆なものもあれば。
この会社のように「下町の不動産屋さん」みたいな風情のものもあるんですね。
勉強になりました。

まだ集合時間まで時間があるので、近所の商店街を覗いたり。
ちょっと足を伸ばして高級ブランドが入っているファッションビルを覗いたりして時間を潰します。

「そろそろ時間になります」と娘ズに告げて、下町に戻って不動産屋さんに入ります(違)
すると、狭い不動産屋さんの中は若い女性でミッチリ。
「いつの間に?どこから集まったのこの人達は??」
しかも、よく見ると、この若いお嬢さん達、なんだか…あの?。こういう言い方は絶対に良くないってちゃんとわかっているのですが。
他に言い方が見つかりません。

つまり<B>微妙?</B>なんです。
「<font size="-2">え?モデルっつーのはルックスが良い人が成るものではナカッタかしらぁ??</font>」
と狐につままれたような気分になるワシ。
「え?しまった!ココに来るべきじゃなかった??」思わず後悔の念が湧きます。